ポケットマルシェと連携した
新しい寄付の仕組み
「こども食卓応援プロジェクト」を開始
認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都杉並区、代表理事:今村 久美、以下「カタリバ」)は、困難を抱える子どもたちと食材購入者が同じ食材を分かち合う「こども食卓応援プロジェクト」を2020年2月12日(水)に開始いたしました。
株式会社ポケットマルシェ(本社:岩手県花巻市、代表取締役:高橋 博之、以下 「ポケットマルシェ」)が運営する食のCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」を活用し、農家・漁師から子どもたちへ旬の食材を直接届ける、新しい寄付の仕組みとなります。
こども食卓応援プロジェクトについて
「こども食卓応援プロジェクト」対象の食材をポケットマルシェ上で購入すると、「放課後学校(学校外の居場所)に集まる子どもたち」と「食材購入者」の両方に農家・漁師から直接食材が届く仕組みです。
●流れ
STEP1:
「こども食卓応援プロジェクト」ページの登録フォームに必要事項を入力し、登録します。
STEP2:
登録完了画面に表示されるリンクから、ポケットマルシェ上の特設サイトへ遷移できます。特設サイトにて、食材を選んで注文します。
STEP3 :
生産者が、放課後学校の子どもたちと食材購入者に向けて同じ食材を発送します。
STEP4 :
後日、放課後学校の子どもたちやスタッフから「ありがとうメール」が生産者と食材購入者に届きます。
プロジェクトへの想い
「こども食卓応援プロジェクト」は、まったく新しい寄付のかたちです。
寄付者は、生産者の顔が浮かぶ新鮮な食材で日々の食卓が豊かになり、その食材を困難を抱える子どもたちとシェアすることで、幸せがさらに広がります。ただ食材を寄付するだけではなく、子どもたちと同じものを食べることで、彼らのことに想いを馳せる時間ができる。そんな風に、寄付者と困難を抱える子どもたちを、食の喜びを共有することでつなげたいという想いから、本プロジェクトは始まりました。
放課後学校(学校外の居場所)では、届いた食材で、子どもたちは地域の方々と一緒に料理を作り、毎日温かい食卓を囲むことになります。その食材はきっと、子どもたちの心や身体を健やかに育んでくれるはずです。
今後は、子どもたちが生産現場を訪れ、日々の食を支える一次産業に触れる機会も創出していきたいと考えています。
放課後学校(学校外の居場所)で子どもたちと地域の方々が一緒つくった食事
ポケットマルシェについて
ポケットマルシェは、全国の農家・漁師から、直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができるプラットフォームです。現在、1,800名以上(2020年1月時点)の農家・漁師が登録しており、常に3,000品を超える食べ物の出品と、その裏側にあるストーリーが提供されています。美味しく食べられるのに規格外等の理由で廃棄されてしまう食材も多く出品されています。
認定特定非営利活動法人カタリバについて
どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。
<団体概要>
設立 : 2001年11月1日
代表 : 代表理事 今村久美
本部所在地: 東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F
事業内容 : 高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後学校の運営(宮城県女川町・岩手県大槌町・福島県広野町・熊本県益城町)/災害緊急支援(西日本豪雨)/地域に密着した教育支援(東京都文京区・島根県雲南市・島根県益田市)/困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区)
URL : https://www.katariba.or.jp/
本プレスリリースへの問い合わせ
認定特定非営利活動法人カタリバ
担当:広報・ファンドレイジング部 寄付者サポートチーム
TEL: 0120-130-227(フリーダイヤル/平日9:30〜17:30)
Email: kaiin@katariba.net