
オンライン不登校支援事業「room-K」で、オンライン現場の居場所・プログラム運営やスタッフマネジメントなどを担う新メンバーを募集します。誰一人取り残されない学びの保障を目指す活動に共感してくださる方のご参画をお待ちしております!
この職種で働くスタッフ
-
加賀谷 悠
1993年生まれ、静岡県出身。お茶の水女子大学、リーズ大学大学院で子どもの居場所やコミュニティについて学び、児童福祉の道を志す。広域自治体の福祉職として児童福祉施設でのケアワークに従事した後、2021年にカタリバへ参画。不登校支援プログラム「room-K」にて伴走支援内容および子ども向けプログラムの開発・スタッフの人材育成などを担当している。
-
原口 麗子
1990年生まれ、埼玉県出身。千葉大学大学院で教育心理学を学んだ後、埼玉県内の私立中高一貫校にスクールカウンセラーとして勤務。家族の駐在帯同で退職し、帰国後は株式会社リクルートにてキャリアアドバイザー業務に従事。若年層の顧客と関わる中で、10代の学びの機会や他者との関わりの重要性を改めて実感し、2023年にroom-Kに参画。現在は運営・伴走スタッフの活動をサポートしている。
募集の背景
誰も取りこぼさない学びの仕組みを作る
2024年10月31日、文部科学省から子どもたちの長期欠席および不登校に関する最新(2022年度)の統計が発表されました。「長期欠席」状態にある小中学生の数は、2021年度から約3万3千人増加し、約49万人に上ることが明らかになりました。この数字は過去11年間、毎年過去最多を更新し続けており、特に近年の増加率は顕著です。
∇代表理事・今村の記事
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/voice241113/
また、不登校の小中学生のうち、学校内外で相談・指導を受けておらず、学びの機会や繋がりを失ってしまっている児童生徒は38.8%にのぼります。地域的・経済的・個別的な課題が複合的に重なり合うことで、日中の学びや居場所を確保しにくい子どもたちは依然として多く存在します。
そこでカタリバは、誰もとりこぼさず、すべての子どもたちにサポートを届ける仕組みを作るために、2021年10月にオンライン不登校支援事業「room-K」を立ち上げました。
∇オンライン不登校支援プログラム 公式サイト
https://futoko.katariba.online/
今回、この room-K で、オンライン現場の居場所・プログラム運営やスタッフマネジメントなどを担う新メンバーを募集します。誰一人取り残されない学びの保障を目指す活動に共感してくださる方のご参画をお待ちしております!
仕事内容
レトロRPG風の仮想空間の様子
1. オンライン現場のフロアリーダー業務
・フロアリーダー2~3名程度、運営スタッフ6~7名程度体制での居場所運営
・朝礼・振り返りミーティングの進行、子どもの様子に応じたスタッフの配置・指示
・子どもの対応に自身も参加しながら、安心して過ごし学べる環境をつくる
2. 運営スタッフのマネジメント・フォロー
・定期的な1on1やコミュニケーションを通じたスタッフの課題把握・ケア
・日々の運営を円滑に進めるための情報共有、チームビルディング
3. 記録・申し送り・事務局連携
・当日の子どもの様子やトラブル発生時のレポート作成
・必要に応じた事務局や個別伴走チームとの情報共有・連携調整
4. 居場所・プログラムの企画設計協力・各種ミーティングへの参加
・現場で得た気づきをもとにした現場運営の質向上に向けた企画・提案
・事務局との定期ミーティングで施策を議論・検討
・子ども向けプログラムの企画・実施を担当する場合もあります
仕事のやりがい
オンライン上で不登校の子どもたちに、新しい学びと安心できる居場所を届ける本事業を通じて、社会課題の最前線で直接的な手応えを感じられます。メタバース空間だからこそ、一人ひとりの背景やペースに合わせ、柔軟に伴走できるのが大きな特徴です。
さらに、フロアリーダーはオンライン現場をリードする中心的な存在です。多様なスタッフと連携しながら、課題を洗い出し解決策を実行することで、より良い学びの場をチームとともにつくっていく醍醐味を味わえます。
完全オンラインのため、インターネット環境があれば国内外どこからでも参画可能。日中のフロア運営の時間以外は柔軟に予定を組みやすく、家庭や他の仕事との両立もしやすい点も大きな魅力です。
働き方
フルリモートですが、オンライン上に仮想オフィスを設けており、全員が顔を合わせたりオンラインランチ会を実施したりと、さまざまな工夫をしながら連携を深めています。また、仮想オフィスのほかに、ZoomやSlack、Google Workspaceなどのツールも活用しています。
∇1日の基本スケジュール一例
・08:30~14:30 オンライン現場のフロアリーダー業務
・14:30~15:30 振り返りミーティングや運営スタッフとの1on1
・15:30~17:30 事務局とのミーティングやその他事務作業など
週あたり4~5日程度の稼働を想定しており(選考時に相談のうえ決定。日数・曜日は原則固定)、メタバース空間内での子ども支援という業務の性質上、08:30~15:30 のコアタイムでのご対応は必須となります。事務局とのミーティングなどは原則 15:30~17:30 に実施を予定していますが、ご事情に応じては相談も可能です。
求める人物像
- 不登校や親子支援などの社会課題に関心があり、積極的に取り組みたい方
- 子どもの教育・学習支援、または伴走支援の経験を活かして、新たな環境でチャレンジしたい方
- 子どもの声に真摯に耳を傾け、学校や家庭とも異なる「ナナメの関係」を築ける方
- 日々の現場で得た気づきを運営やプログラム改善に活かし、子どもの成長を継続的に支えていきたい方
- スタッフをリードし、協働しながら現場課題を主体的に解決していく意欲がある方
- メタバースやデジタルツールを活用し、新たな学習支援の可能性を切り拓いていきたい方
求めるスキル・経験
- 子ども支援の現場で、運営上の責任を持ち、場面ごとに判断を行った経験がある方(アルバイトリーダー等の立場での経験も可、正社員としての経験があれば尚可)
- 不登校や発達特性のある子どもへの支援経験(専門的な支援現場でなくとも対象となる子どもたちに関わった経験があれば可、専門的な支援現場の経験があれば尚可)
- 平日 8:30〜15:30 をコアタイムとし、週4日以上稼働できる方( 8:30〜17:30 での稼働が可能な方は尚可)
- 子どもの継続的な支援やチーム運営の安定化を図るため、1年以上の長期稼働が可能な方
- PC とインターネット通信環境をお持ちの方(タブレット・スマートフォンのみは不可)
募集要項
-
契約形態
業務委託契約
-
ポジション
フロアリーダー
-
部署
オンライン不登校支援「room-K」
-
部署の体制
事務局メンバー(業務委託パートナー含む)を中心に、支援計画コーディネーター、運営・伴走スタッフ(本職種)、プログラム講師など総計70名程が所属しています。
-
場所
ご自宅など
※完全リモートワークのため、インターネットに接続できる環境であればお住いの地域は問いません
※オープンスペース等、個人情報の流出が懸念される場所での活動はできません -
稼働時間
稼働時間目安:月128~160時間程度
週あたり4~5日程度の稼働を想定しており(選考時に相談のうえ決定。日数・曜日は原則固定)、メタバース空間内での子ども支援という業務の性質上、08:30~15:30 のコアタイムでのご対応は必須となります。事務局とのミーティングなどは原則 15:30~17:30 に実施を予定していますが、ご事情に応じては相談も可能です。
-
稼働曜日
月~金曜日
※土・日・祝は、room-K プログラムの実施がないため稼働はありません -
業務委託費
週4日(月128時間程度):月19万7120円
週5日(月160時間程度):月24万6400円※消費税別、適格請求書にて請求の場合は消費税を付加
※経験や稼働時間を考慮し、面接・面談後に決定します -
契約期間
契約期間は当初6か月、次回2026年3月31日、以降1年ごとの契約更新
-
環境・職場の雰囲気
*服装は自由です
*お互いにあだ名で呼び合うなどフラットな社風です -
応募資格
・子ども支援の現場で、運営上の責任を持ち、場面ごとに判断を行った経験がある方(アルバイトリーダー等の立場での経験も可、正社員としての経験があれば尚可)
・不登校や発達特性のある子どもへの支援経験(専門的な支援現場でなくとも対象となる子どもたちに関わった経験があれば可、専門的な支援現場の経験があれば尚可)
・平日 8:30〜15:30 をコアタイムとし、週4日以上稼働できる方( 8:30〜17:30 での稼働が可能な方は尚可)
・子どもの継続的な支援やチーム運営の安定化を図るため、1年以上の長期稼働が可能な方
・PC とインターネット通信環境をお持ちの方(タブレット・スマートフォンのみは不可) -
募集人数
若干名 ※定員に達し次第募集終了
-
選考プロセス
▼書類選考
▼面接2回 + Web適性検査
▼内定
*オンライン面接で対応しています