「ファンドレイジング部」の中で、企業との協働・共創を推進する営業チームで新しいメンバーを募集しています。企業との関係構築や新規開拓を通じて、子どもたちの未来を支える持続可能な支援基盤を築いていきましょう!
この職種で働くスタッフ
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渡辺 文子
横浜国立大学を卒業後、教育系出版社で英会話教室の会員獲得営業、語学留学プログラムや子ども用英語検定試験の企画から顧客募集を担当。その後、学校法人に転職し、学生募集と人材育成プログラムの開発・実施を担う。2018年、教育格差を埋める挑戦のためにカタリバへ参画し、マイプロジェクト事業を経て2020年よりFR部に。現在、メジャードナーチーム・営業チーム責任者。
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三箇山 優花
明治大学文学部演劇学専攻 2002年卒。在学中は齋藤孝ゼミに所属し、コミュニケーション論、授業デザイン論等を学ぶ。教員志望だったが、教育実習で改めて感じた「教室に社会が足りない」という課題意識から、2001年今村久美とともにNPOカタリバを設立。「カタリ場」ほかプログラムの開発、学校渉外、広報担当を経て、現在はFR部・メジャードナーチーム。国家資格キャリアコンサルタント。二児の母。
募集の背景
カタリバは、すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来を目指し、23年にわたり活動している教育NPOです。現在では職員数150名、経常収益15億円を突破し、国内でも有数の教育NPOに成長しました。
∇2024年を振り返る7つのトピックス
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/report241217/
非営利団体であるカタリバは、活動のために必要な資金を様々な方法で獲得しています。中でも、年間収益の約73%を占めるのが、活動に共感してくださる方々からの寄付収入です。令和6年能登半島地震で被災した子どものための緊急支援活動にもいち早く取り組めたのは、寄付者からの信頼と支援があったからこそです。
令和6年能登半島地震で被災した子どものための緊急支援活動の様子
こうした寄付に関連する業務を担っているのが「ファンドレイジング部(以下、FR部)」です。FR部は単なる資金調達部門ではなく、カタリバの様々な活動と社会貢献に関心のある人々をつなぐ架け橋であり、寄付者とのより良い協働・共創関係を築くコーディネーターとしての役割も担っています。
今回募集するのは、法人寄付の獲得をメインで担当する営業チームのメンバーです。現在、営業チームが受け持つ企業から年間1.5億円の寄付支援をいただいており、CSR活動の推進、社員のボランティア参加、コラボ商品の企画など、企業のニーズに応じた多様な連携を実現しています。
今後は既存の支援基盤を大切にしながら、より多くの企業との新たな協働可能性を探り、支援規模の拡大を目指していきます。企業にとっての「社会貢献の外注先」ではなく、共に子どもを取り巻く課題解決に向けて取り組む対等なパートナーとして、企業と共助の関係性を築いていける仲間を募集しています。
仕事内容
FR部の営業チームにて、法人営業(一部、個人の大口寄付者)を担当していただきます。既存の寄付企業とのリレーション強化および新規開拓を通じて、当団体のミッション実現に向けた安定的な支援基盤の構築にお取り組みいただきます。具体的な業務内容の一例は下記です。
【寄付実績のある企業とのリレーション】
約20~30社の担当企業を持ち、継続的な支援の維持・拡大を目指します。支援による社会的インパクトの可視化・報告、企業の社会貢献ニーズのヒアリング、事業部門と連携した次期の寄付プランの企画提案などを担当。また、寄付企業社員のボランティア参加機会やコラボ商品の企画など、企業ごとの特性に応じた多様な連携の形を創出していきます。
主な業務の流れ:
・打ち合わせ(オンライン/対面)の実施
・事業部との調整、ゴール設計、予算書・申請書の作成
・寄付企画の実行
・寄付による成果の報告
・次期の寄付プランの企画提案
・寄付実行に向けたフォローアップ
【新規寄付企業の開拓】
資料請求企業に対して、電話でのヒアリングからスタートし、企業の社会貢献に対する想いや課題を深く理解していきます。その上で、当団体の事業価値を活かした企画を立案し、提案活動を行います。企業の要望と当団体の事業価値の接点を見出し、互いにとって意義のある連携の形を創り上げていきます。
主な業務の流れ:
・電話ヒアリング、企業の社会貢献ニーズや課題感の把握
・カタリバの団体説明
・事業部門と連携した企画立案
・提案書作成・プレゼンテーション実施
・寄付実行に向けた具体的な施策の詰め
【営業推進のための企画・施策の立案・実行】
営業活動の基盤となる様々な施策の企画・実行も担当していただきます。法人向け説明会の企画・運営や、既存寄付企業とのコミュニケーションツールの作成、過去の寄付企業への再アプローチなど、より効果的に寄付を得ることを実現するための取り組みを推進します。将来的には新規アプローチ手法の開発にも携わっていただく可能性もあります。
仕事のやりがい
ファンドレイジングに従事する「ファンドレイザー」は、日本ではまだ一般的に知られていない職種ですが、寄付文化の根付く欧米では、志す人の多い専門職として確立しています。社会課題が山積する現代の日本で、課題解決に取り組む人とそれを支援する人をつなぎ、善意の資金循環で社会を変革するファンドレイザーの存在は、今後ますます重要になるはずです。
今回、募集する「法人営業」のミッションは、単なる資金調達ではありません。企業の社会貢献への想いと、カタリバが目指す教育分野での社会課題解決をマッチングし、新しい価値を共に創造していく役割です。企業と対話を重ね、それぞれの企業特性に合わせた協働の形を提案・実現していくことで、社会により大きなインパクトを生み出すことができます。
法人寄付は、カタリバの活動を支える重要な「経営基盤」の一つです。企業との関係構築や新規開拓を通じて、組織の持続可能な成長に直接的に貢献できます。また、企業の経営層との対話や交渉を通じて、ビジネスパーソンとしても大きく成長できる機会があります。
スタッフの1日
所属は東京都・中野にある本社オフィスです。出社/在宅の割合など詳細は、後述の〈勤務地〉をご確認ください。入職して最初の数か月程は、業務のレクチャーや関係性構築のために出社の割合が多くなります。リモートワークの日も、チャットツール(LINE WORKS)やWeb会議(Zoom、Google Meet)を用いて積極的にコミュニケーションを取っています。
●ある日のスタッフの1日
09:00 企業のメール確認・返信、問い合わせ整理
09:45 営業チームデイリーミーティング
10:00 事業部門との打ち合わせ
11:00 企業への提案書作成
12:00 ランチ休憩
13:00 寄付のお礼連絡
13:30 移動
14:00 企業訪問、連携企画の打ち合わせ
15:30 移動
16:00 企業からの問い合わせ対応
17:00 経理チームとの寄付の状況確認ミーティング
17:30 報告書作成
18:00 終業
求める人物像
- 社会活動の解決に関心を持ち、NPOやファンドレイジングの活動に意義を感じる方
- カタリバの「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会」というVISIONに共感できる方
- ファンドレイジングの知識や手法を主体的に学び、実践していく意欲のある方
- 社会の変化に応じて、企業との協働の形を積極的に構想・実現できる方
- プロセスを大切にし、持続可能な関係構築を目指せる方
求めるスキル・経験
- BtoB領域での法人営業やアカウントマネジメントを通じ、顧客の課題を深く理解しながらソリューションを提案・実行した経験
- 社内外のステークホルダーとの協働・連携をコーディネートした経験
- 提案書・報告書等の作成経験、およびドキュメンテーションスキル
- 詳細は下記募集要項をご確認ください
募集要項
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雇用形態
正職員
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募集職種
ファンドレイザー(法人営業)
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配属部署
ファンドレイジング部
メジャードナーチーム -
配属部署の体制
ファンドレイジング部には、ディレクター・川井のもと、フルタイム職員11名が所属しています。チームは、下記5つに分かれていますが、兼務職員も多く、一体となって業務にあたっています。
・DEX(Donor EXperience = 寄付体験向上)チーム
・システムチーム
・メジャードナーチーム(法人等の大口寄付を担当)
・デジタルマーケティングチーム
・CRMチームメンバーのバックグラウンド一例
・非営利団体のPR・マーケティング担当
・子ども服ブランドのカスタマーサービス責任者
・メガバンクの融資渉外担当
・飲食店向け広告メディアの法人営業
様々なバックグラウンドを持つ経験豊富なメンバーがサポートしますので、ファンドレイジングや寄付に関する業務経験のない方でもご安心ください。 -
勤務地
NPOカタリバ本部オフィス
東京都中野区中野5-15-2
JR中央・総武線、東京メトロ東西線「中野駅」徒歩6分・2024年10月に本部を移転増床し、より働きやすく共創が生まれるオフィス環境の整備を進めています
・ハイブリッドワークを取り入れており、出社/在宅の割合はチームや時期によっても異なります
・原則、週2日以上の出社としていますが、個別の状況なども踏まえて応相談です(但し、完全リモートは原則想定していません)
・繁忙期は企業への訪問や事務所への来訪対応が多くなる場合があります -
勤務時間
9:00-18:00(実働8時間)
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給与
想定年収400~500万円
※ただし、当社規定により経験・能力を考慮し、面接・面談後に決定月給 29万円~
(45時間分の時間外手当として7.5万円~を含む/超過分は別途追加支給) -
待遇・福利厚生
・賞与は業績に応じ年1回支給
(過去3年、給与の2ヶ月分以上を支給/初年度は勤務月数により変動)
・昇給は半年に1回、人事考課により決定
・社会保険完備(雇用、労災、健康、厚生年金)
・産育休制度
・通勤手当(上限3万円)
・帰省にかかる費用の一部補助(地方拠点のみ対象)
・セミナー、研修参加サポート
・先進事例視察研修
・健康診断、インフルエンザの予防接種
・専門家によるオンラインカウンセリング
・屋内禁煙
・副業も可能です(内容に応じて要相談) -
働く環境・職場の雰囲気
・服装は自由です
・役職は付けずお互いにあだ名で呼び合うなどフラットな社風です -
休日休暇
完全週休2日(土日祝)
・夏期休暇(3日)、年末年始休暇(5日)
・慶弔休暇、産休・育休、看護・介護休暇
・有給休暇、新規入職者に対する特別休暇 -
契約期間
有期雇用(3年)
※3年後の面談で双方問題なければ無期雇用に転換または延長いたします -
応募資格
<必須>
・BtoB領域での法人営業やアカウントマネジメントを通じ、顧客の課題を深く理解しながらソリューションを提案・実行した経験
・社内外のステークホルダーとの協働・連携をコーディネートした経験
・提案書・報告書等の作成経験、およびドキュメンテーションスキル<歓迎>
・新たな営業手法の開発・実践を通じて、成果を上げた経験
・イベントやコラボ商品の企画など、社内外の調整を含むプロジェクト運営・企画立案の経験
・CSR活動や寄付募集、NPO・NGO等でのファンドレイジングに関する実務経験
・社会貢献やSDGs、教育分野のトレンドや課題に関する知見をお持ちの方 -
採用予定人数
1名
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選考プロセス
▼書類選考
▼一次面接(採用担当)※オンライン
▼二次面接(部署ディレクター/チームリーダー)※対面@中野オフィス
▼最終面接(代表理事・常務理事)※オンライン
▼内定※一次面接の際に、Web適性検査の受検もお願いしています
※平均3回の面接を経て内定となりますが回数が前後する場合があります
※選考期間は概ね2〜4週間程度です。候補者の状況によって、最短2日にまとめて実施するなど希望に沿ったアレンジも可能ですのでご相談ください