認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都杉並区、代表理事:今村久美、以下カタリバ)は、2015年よりさまざまな不登校支援プログラムを運営しています。
2023年11月に不登校傾向の当事者を含めた子どもと保護者2万5,953人を対象に、インターネットで不登校の原因や活用している支援などに関する実態調査を実施しました。
文部科学省の調査(*1)によると、日本の小中学校における不登校の児童生徒の人数は9年連続増加の一途をたどっています。そして今回カタリバが実施した調査では、「不登校傾向にあると思われる中学生」もまた、5年前(*2)の日本財団による調査と比較して増加していることが新たにわかりました。
子どもたちが学校に行けない / 行きたくない要因は複合的であること、公的支援の認知率と利用率にはギャップがあること、不登校の保護者は子が不登校になる前後で生活環境に変化があることなども明らかになっています。
詳細については以下資料をご覧ください。
▼詳細の資料はこちら
【概要資料】不登校に関する子どもと保護者向け実態調査
※2023年12月28日、更新版(ver.1.01)を公開いたしました。
*1:文部科学省 令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果
https://www.mext.go.jp/content/20231004-mxt_jidou01-100002753_1.pdf
*2:日本財団 不登校傾向にある子どもの実態調査
https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2019/01/new_inf_201811212_01.pdf
認定特定非営利活動法人カタリバとは
どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。
高校生のためのキャリア学習プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、
コロナ禍以降はオンラインを活用して経済的事情を抱える家庭やメタバースを活用して不登校の子どもたちに学習支援を行うなど、
社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。
<団体概要>
設立 :2001年11月1日
代表 :代表理事 今村久美
本部所在地:東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F
事業内容 :高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後学校の運営(岩手県大槌町・福島県広野町)/災害緊急支援(全国)/地域に密着した教育支援(東京都文京区)/困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区・全国)/外国ルーツの高校生支援(東京都)/不登校児童・生徒に対する支援(島根県雲南市・全国)/子どもの居場所立ち上げ支援(全国)
URL : https://www.katariba.or.jp/
問い合わせ
取材に関するお問い合わせは下記フォームにご入力ください。
・https://www.katariba.or.jp/report/ (担当:カタリバ広報 山本)