新潟県大雨による被害に関して、現地の自治体・NPOと連携し子ども支援ニーズ調査を開始しました
2022年8月3日からの大雨により、新潟県の各地で被害が出ております。また、福井県や石川県、山形県、青森県でも被害が増えており、予断を許さない状況が続いています。被害を受けられた地域の皆さまには、心よりお見舞いを申し上げます。
カタリバは2022年8月の大雨によって、大きな被害が出た新潟県村上市にて、8月10日より村上市教育委員会及び現地のNPO法人村上ohanaネットと連携し現地での調査を開始しております。(今回の緊急調査は、これまでいただいた皆様からのご寄付により実現しております。また現在、この度の大雨被害に対する支援に特化したご寄付の募集は実施しておりません。)
村上市では4日以降土砂災害が発生したほか、住宅の浸水や断水などが続いており、家屋被害等が出ています。カタリバは、発災後より情報収集を始め、10日現地入りし、村上市での子ども支援のニーズ調査を開始しました。コロナ禍が続く中での災害対応・調査となるため、PCR検査を実施し陰性を確認したのち、衛生面には十分に配慮しながら調査を行っています。
8月10日より、支援ニーズを把握するためのアンケート調査を開始しました。アンケートの実施については、村上市教育委員会の協力を受けて、市のSNSアカウントを通じて配布、8月13日23:59までを目処に回収を行います。その調査結果をもとに、村上市教育委員会及び現地のNPOと協働し対策について検討して参ります。
▶ニーズ把握のためのアンケート調査
※回答は新潟県村上市在住の、災害の影響を受けられた子育て家庭の方に限らせていただいております。
現在、カタリバは関係各所と調整を進めており、地元の行政機関や団体など、普段から子どもたちと接してきた方たちと対話する中で、当事者の方々の声を可能な限り正確に把握し、本当に求められている子ども支援につなげていきたいと考えております。引き続き、被災地のニーズに合わせた支援を模索してまいります。
最後に、今回このような形で即時調査を開始することができたのは、支援者の皆様からの継続的なご支援があったからこそです。いまだ予断は許されない状況ではありますが、この災害の中で子どもたちが取り残されないよう、カタリバができることを行っていきます。引き続き温かくお見守りいただけましたら幸いです。