認定特定非営利活動法人カタリバ（本部：東京都杉並区、代表理事：今村久美 以下、NPOカタリバ）が運営するコラボ・スクール女川向学館（所在地：宮城県牡鹿郡女川町）は、芸能事務所株式会社WACK（所在地：東京都渋谷区、代表：渡辺淳之介 以下、WACK）と水産加工業株式会社髙政（所在地：宮城県牡鹿郡女川町、代表：高橋正樹 以下、髙政）による、女川町の子どもたちへ向けたチャリティプロジェクト「ONAGAWACK海の子プロジェクト」の寄付先に選ばれました。

宮城県女川町のかまぼこ屋「蒲鉾本舗 髙政」のCMが今冬からリニューアル、そのCMソングとして、全世代的に歌声の評価が高い女性ボーカリストのアイナ・ジ・エンドさん（BiSH）の「われは海の子」が起用されることが決定しました。CMでは15秒バージョンが流れますが、楽曲配信の各種プラットフォームにて3番までのフルコーラスVer.が配信されます。この音楽配信サービスを通じて得られた収益の全額が、NPOカタリバが運営する子どもたちのための放課後学校「女川向学館」に寄付され、支援に充てられます。

■チャリティ概要
名　　　称：「ONAGAWACK海の子プロジェクト」
参画事業者：株式会社髙政、株式会社WACK
協力事業者：エイベックス・エンタテイメント株式会社
内　　　容：アイナ・ジ・エンドさん（BiSH）が歌う「われは海の子」フルコーラスを有料配信、収益の全額を女川の子どもたちに役立てる
配 信 期 間：2021年10月25日（月）～2022年4月22日（金）（6か月間）
寄　付　先：認定NPO法人カタリバ　コラボ・スクール女川向学館

■この連携によせて
＜株式会社髙政　代表取締役社長・高橋正樹氏からのコメント＞
髙政の社是「企業は地域と共にある」とあるように、地元・宮城県女川町への地域貢献を心がけています。私自身、女川向学館に子どもがお世話になっていることもあり、そして先生方や運営への応援を込めて今回のプロジェクトを立ち上げました。女川という土地の重みと奥深さに立脚して歩みを進める子どもたちの道しるべとなるように、我々親も、社会も、女川向学館様と手を取り合いながら進んでいけたらと思います。

＜アイナ・ジ・エンドさんからのコメント＞
この10年の女川との繋がりを考えると、本当はWACKのメンバー全員で歌うべきと思っていますが、今回代表として恥ずかしくないように頑張りました。女川の皆さんから私自身が救われていっぱい勇気づけていただいています。女川の子どもたちは「希望のかたまり」。喜んでもらえたら本当に嬉しいです。

■株式会社髙政
商号：株式会社髙政
代表者：代表取締役社長　高橋 正樹
所在地：〒986-2231宮城県牡鹿郡女川町浦宿浜字浦宿81-36
創業：1937年（昭和12）4月
設立：1973年（昭和48）12月
事業内容：練製品、魚加工品、魚肉すり身 製造・販売
ＵＲＬ：http://www.takamasa.net/

■株式会社ＷＡＣＫ
社名：株式会社ＷＡＣＫ
代表者：代表取締役　渡辺淳之介
所在地：〒150-0043東京都渋谷区道玄坂1-16-10 渋谷DTビル8F
設立：2014年8月3日
事業内容：音楽の何でも屋
ＵＲＬ：https://www.wack.jp/

■コラボ・スクール女川向学館
「震災が合ったから夢を諦めた」ということが絶対に起こらないよう、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県女川町で2011年7月から放課後学校「コラボ・スクール」を運営しています。日常の風景が奪われ、大きな悲しみを経験した小中高生への学習支援、居場所の運営、体験プログラムを提供、学校との提携や高校生が地域や身の回りの課題を解決するための探究学習「マイプロジェクト」も取り入れ、地域と連携した子ども支援を実施しています。

■認定特定非営利活動法人カタリバ
どんな環境に生まれ育っても、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、2020年からは経済的事情を抱える家庭にオンライン学習支援を行うなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。