災害時子ども支援「sonaeru」、佐賀豪雨災害の調査結果と今後の支援方針について
先日来の大雨により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。
カタリバが取り組む災害時子ども支援「sonaeru(ソナエル)」では、8月下旬より、佐賀県武雄市および大町町における豪雨災害の現地調査を行っています。
現地でのアンケートやヒアリング等の調査を経て、今後は、武雄市の現地団体を中心とした子ども支援チームと連携し、その活動をサポートする形で支援を進める方針となりましたのでお知らせいたします。
■アンケート調査の実施
武雄市教育委員会と大町町教育員会にご協力いただき、お子様が被災エリアの小中学校(大町町は保育園も含む)に通っている保護者を対象に、「子どもの預かり・居場所支援ニーズ調査アンケート」を実施しました(回答数110件)。
■結果と保護者たちの声
0歳から小学生の子どもを持つ保護者たちに、主に休日、子ども預かりや居場所支援のニーズがあることが見えてきています。
・「子どものメンタルケアが必要だから」
・「心身ともに保護者の負担を軽減したい」
・「復旧作業に集中したい」
(アンケート結果の保護者の声より一部抜粋)
■支援におけるカタリバの役割
・子ども向けおもちゃや文房具など物品支援
・居場所開設の立ち上げ支援
・活動場所確保など拠点に関する支援
・アンケート等の情報連携
■支援チーム・連携団体
・おもやいボランティアセンター
https://twitter.com/omoyaivc/
・よりみちステーション
https://www.facebook.com/yorimichitakeo/
・シャンティ国際ボランティア会
https://www.facebook.com/ShantiVolunteerAssociation
■シャンティ国際ボランティア会ブログ
「週末子どもの居場所実施に向けての調整を開始」
https://sva.or.jp/wp/?p=41766&fbclid=IwAR3gEXdUWhvsQCvGcIbw4s0D6tweCtVzbCoJEsknANSKmTHV_ix5t3UhkzY
■カタリバ災害時子ども支援「sonaeru(ソナエル)」
https://www.katariba.or.jp/activity/project/sonaeru/
引き続き、現地団体と連携しながら、被災地のニーズに合わせた支援を模索してまいります。
今回、このような形で迅速に調査を始めることができたのは、支援者の皆様からの継続的なご支援があったからこそです。この災害の中で子どもたちが取り残されないよう、カタリバができることを行ってまいります。引き続き温かくお見守りいただけましたら幸いです。