2020年8月21日(金)、「LEE Web」にカタリバ代表理事の今村久美のインタビューが掲載されました。現在カタリバが行っているクラウドファンディング『あの子にまなびをつなぐ』プロジェクトについて、2人の子を持つ母でもある著者が、寄付する側の目線でご紹介くださっています。
「LEE Web」は、上質なおしゃれと丁寧な暮らしを提案するファッション&ライフスタイル誌「LEE(リー)」の公式webサイトです。お時間ある方は、是非お読みください。
■掲載URL
https://lee.hpplus.jp/kurashinohint/1726661/
■『あの子にまなびをつなぐ』プロジェクトとは?
「コロナで困窮する子どもを、誰ひとり取り残さない」を合言葉に、カタリバが立ち上げたプロジェクト。家庭にオンライン環境が整っていない生活困窮世帯の子どもたちに、パソコンやWiFi環境を無償で貸し出し、AI教材などを使った学習支援と大学生や大人のオンラインサポート、休校中に立ち上げた子どもたちの居場所「カタリバオンライン」などを提供します。現在までに累計400台のパソコンを貸与し伴走支援を進めています。もっと多くの子どもたちへ支援を届けていくため、8月末までクラウドファンディングを行っています。是非ご賛同、ご協力ください!
詳細はこちらをご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/manatsuna
プロジェクトについてのレポートも、是非お読みください。
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/report200805/
▼以下、掲載記事より
『あの子にまなびをつなぐ』プロジェクトは、生活が苦しい世帯にいる子どもたちにパソコンやWIFI環境を無償で貸し出し、AI教材などを使った学習支援と大学生や大人のオンラインサポートを提供します。これらを長期的に支援しつつ、学習の習熟度を研究者たちとエビデンスを残し、今後の日本の貧困支援やICT教育につなげていくのだとか。学習用のパソコンを貸与するだけでなく、大人がサポートに入って学びにつなげ、貧困の連鎖を断ち切ろう!という壮大なプロジェクトなのです。
今回のように学校という居場所がなくなってしまった時、学びの機会は一気に失ってしまいます。そうすると貧困の連鎖は断ち切れず、格差は広がる一方です…。
今村「ですので、今回はパソコンを手配するだけでなく、学びの『機会格差』を縮めることに着目しました。親子で研修会なども開催し、子どもにはカタリバ オンラインやAI教材で居場所を作ります。それを本人任せにするのではなく、大人が伴走し続けることの大切さを証明したいと思っています。どんな環境で生まれるかで、子どもたちの未来を決めないために」
見えない貧困が日本にはあり、さらにコロナによって、生活がより苦しくなる子どもたちがいるのであれば、社会全体としてみんなで少しずつ、支えてあう必要があるのではないでしょうか? そして学びの力によって貧困の連鎖を断ち切るためにも、多くの大人がまずは隠れた貧困について知ること。そして、支援の輪が少しでも広がればいいなぁと思います。私も「カタリバさんの活動を応援したい!」との思いがあり、プロジェクトに参加させてもらいました。8月31日PM11:00まで寄付を募集していらっしゃるので、共感された方はぜひ!