令和2年7月豪雨災害で被災した熊本県人吉市を中心に、3ヶ所で「みんなの遊び場・カタリバパーク」を開設

認定特定非営利活動法人カタリバ（本部：東京都杉並区、代表理事：今村 久美）は、令和2年7月豪雨災害で被災した熊本県人吉市で7月6日〜7日に現地調査を開始。被災者数が最大規模の避難所をベースに関係各所と協議を行い、子どもの居場所と遊び場を提供する「みんなの遊び場・カタリバパーク」を7月9日より実施してきました。

16日からは人吉市立第一中学校で、また開始日は調整中ですが、多良木高校（平成31年3月末に閉校）でも「みんなの遊び場・カタリバパーク」を開設し、人吉市と周辺地域の3ヶ所で支援活動に取組みます。

活動の背景

7月3日以降に発生した豪雨は、熊本県南部を中心に、九州や中部地方など日本各地で広範囲に渡って甚大な被害をもたらしています。熊本県南部では、複数個所で球磨川の堤防が決壊し、氾濫も多くの場所で発生。洪水や土砂崩れにより、生活インフラや交通にも多大な影響が及びました。

カタリバでは、熊本在住の現地パートナーを中心とした緊急調査チームをつくり、7月6日〜7日にかけて避難所や学校や行政を回ってヒアリングを実施。すると、現地の状況は過去に支援活動に入った被災地の状況と類似、もしくはそれ以上の状況が起きていました。

保護者からは、自宅などの復旧作業中の子どもの居場所（預かり支援）がほしいという要望が多数あがりました。近隣の小中学校は当分の間休校、高校も来週までは休校ということが決定した中、子どもたちが安心・安全に過ごせる居場所の確保が急務と考え、「みんなの遊び場・カタリバパーク」の開設を決定しました。

令和元年台風19号でのカタリバの子ども支援の様子はこちら
「復旧復興してからも子どもたちの人生を彩るつながりを地域につくれたら」長野県長野市での取り組みレポートvol.1
「地域とのコラボで持続可能な被災地支援を構築した3ヶ月間」長野県長野市での取り組みレポートvol.2
「震災で強くなった東北の絆があったから実現した週末の子どもたちの居場所」宮城県丸森町での取り組みレポート

みんなの遊び場
カタリバパーク
活動場所

熊本在住のパートナーを中心に、現地のボランティアの皆さんとともに、下記の3ヶ所で子どもたちが安心・安全に過ごせる居場所「みんなの遊び場・カタリバパーク」を運営していきます。

ウィルス対策を講じながら、コロナ禍での被災地支援に試行錯誤していきます。

みんなの遊び場・カタリバパーク開設場所（予定）

■人吉スポーツパレス
住所　　：熊本県人吉市下城本町１５６６−１
開始日　：9日（木）〜未定
開催曜日：14日以降は毎週土日のみ開催
開催時間：8時〜17時

■多良木高校（平成31年3月末に閉校）
住所　　：熊本県球磨郡多良木町大字多良木１２１２番地
開始日　：調整中
開催曜日：毎日
開催時間：8時〜17時

■人吉市立第一中学校
住所　　：熊本県人吉市土手町３６−３
開始日　：16日（木）〜未定
開催曜日：毎日
開催時間：8時〜17時（平日は8時〜15時）

＊現地の状況により、開始日・開催曜日・開催時間等が変更になる可能性があります。

ご支援・ご協力のお願い

１．Amazonから必要物資を支援する

３ヶ所同時に遊び場を開設・運営していくにあたり、必要な物資の支援をしてくださる方を募集しています。Amazonで必要物資のリストを公開しておりますので、ご支援いただける方はぜひAmazonからご支援をよろしくお願いいたします。
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２．フルタイム職員として活動する（期限付き）

コロナ禍のため、他府県からスタッフを派遣することが難しい状況です。そのため「熊本県内に在住の方を対象」に、現場を一緒に運営していただけるスタッフの方を募集しています。まず1か月程度、子ども支援を通して被災家庭の支援にご協力いただける方をお待ちしています。
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３．寄付で応援する

今回の活動を目的とした、緊急支援募金の受付を開始しております。一人でも多くの子どもたちを支援するために、みなさまのご支援・ご協力をお願いいたします。
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＊YAHOO！ネット募金経由ですと、Tポイントでご寄付いただくことが可能です。Tポイントでのご寄付を希望される方はこちらから応援をよろしくお願いいたします。

取材・問合せ先

認定特定非営利活動法人カタリバ
担当：戸田
Email：kataribapark-hitoyoshi@katariba.net