2020年6月2日(火)、東洋経済オンラインの政治・経済欄で、カタリバが一斉休校を受けてスタートしたオンライン上の子どもたちの居場所「カタリバオンライン」についてご紹介いただきました。お時間ある方はぜひお読みください!
■掲載記事URL
https://toyokeizai.net/articles/-/353009
(東洋経済オンラインのサイトへ遷移します)
■以下、掲載ページより一部抜粋
「東日本大震災のときにも起こったことです。災害時に学校に行けず、親が生きるために精いっぱいの状況では、子どもたちに丁寧に関わる時間を十分に取ることができず、彼らに孤独を感じさせてしまうこともあります。中には、つながりに飢え、繁華街やSNSなどを通じて望ましくない関係性に依存してしまう子どももいます。
今回も同様のことが懸念されたので、臨時休校が始まった3月2日当日に、オンラインを通じた居場所『カタリバオンライン』の開設を検討し、その2日後にはサービスをスタートしました。これは私たちが今まで被災地で行ってきた対面の支援活動に近いものをオンライン化した取り組みです」(今村氏)
「いちばんの目標は、親子の安心安全な居場所づくりです。まずは子どもたちに『楽しそう』だと思ってもらい、安心なコミュニティーを提供することが大切。そのうえでキャストとの関係性の中で自分の”成りたい像”を見つけたり、自分が”やりたいこと”に出合ったりといった経験を経て、チャレンジ、そして自己実現までの機会を提供したいと考えています」(今村氏)
子どもたちのコミュニティーの中心である学校。それが突然失われた心の穴を、オンラインのつながりが補填しているようだ。オンラインならではの遠隔地の友達との交流や、国際色豊かなプログラムも、子どもたちは積極的に楽しんでいる。同法人はパソコンやWi-Fiのない困窮世帯向けに無償で接続環境をレンタルする「キッカケプログラム」の導入も開始し、裾野を広げている。