2020年4月21日(火)の朝刊(信濃毎日新聞など複数紙)にて、カタリバの代表理事・今村久美からのメッセージが掲載されました。新型コロナウィルスの感染拡大により自宅で過ごす時間が増えた子どもたちや保護者へ向けた、「心をたもつヒント」のシリーズです。(共同通信取材)
▼以下、掲載記事本文より
小中高校の休校が長引き、外出自粛が求められています。保護者か
らは「子どもとずっと一緒で、どう過ごしていいか分からない」という相談が あり、子どもの側もストレスを抱えています。親子だけでいれば息が詰まるのは 当然で、おかしなことではありません。 大人も子どもも、普段は家族以外の同僚や友人、知人とつながって
社会生活を送っています。第三者とコミュニケーションを取る機会をつくるこ とが、心身の健康のために必要です。 認定NPO法人カタリバは毎日、朝から夕方まで、海外も含むさまざまな子ども
たちが交流できるウェブサービス「カタリバオンライン」を無料で開設し、保護者も参加できます。ネットを通じて提供される他の学習アプリ や交流サービスもあり、利用してみてはいかがでしょうか。 閉じこもる日々の愚痴を電話で話すだけでストレス発散になります。会員制交流サイト(SNS)でも構いません。
ただ、親から見えない所で、子どもが危険な人とつながるリスクに
は注意が必要です。SNSを通じた事件も起きています。大人が近くで見守り 、安全に楽しいと思える人やモノとの出会いを仕向けていくよう心掛けてくだ さい。