2020年3月18日(水)の朝日新聞宮城版で、コラボ・スクール女川向学館で実施しているオンライン授業の様子が紹介されました。向学館では、全国一斉休校の要請が出た2日後の2月29日からオンラインでの学習を始めました。
「おはようございます」。
13日朝、女川町立女川小学校の教室に設置されたモニターに児童3人の顔と黒板が映し出され、算数の授業が始まった。自宅や学校の別の教室からパソコンなどを通して参加する。(女川向学館は、)一斉休校が決まった2月28日に、授業にビデオ通話アプリを活用できないかを検討。同月末から、高校受験を控える中学3年生向けにオンライン授業を開始した。
今月5日からは小学1年生~中学2年生を対象に午前10時半から夕方まで、授業をする。これまで町内の小中学生30人以上が参加したという。13日からは小学校の教諭によるオンライン授業も始まった。
女川向学館の芳岡孝将・副拠点長(35)は「被災地で活動するなかで、どうやって子どもたちを支援するかを常に考えてきた。町内は共働きの家庭も多いので、オンラインでも居場所を提供できたらと思う」と話す。
(記事本文より一部抜粋)