長野県で協定を締結した、左から阿部知事、NPOカタリバ代表 今村、原山教育長
長野県及び長野県教育委員会と、災害時の
子ども支援で連携・協力する包括協定を締結
認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都杉並区、代表理事:今村久美 以下、NPOカタリバ)と、長野県(県庁所在地:長野県長野市、知事:阿部守一)および長野県教育委員会(所在地:長野県長野市、教育長:原山隆一)は、災害発生直後の教育支援を目的に、連携と協力に関する協定を1月30日に締結し、長野県庁にて締結式を行いましたことをお知らせします。
協定について
本協定は、大規模災害発生により、子どもたちの教育環境へのなんらかの影響があった際に、学びの場や安心して過ごせる居場所の提供等、必要な支援を検討・実施します。発災時に円滑に関係機関が連携し、早期に支援を開始できるよう、長野県、長野県教育委員会及びNPOカタリバが連携いたします。
●協定の内容
(1)子ども支援の活動場所の確保に関すること
(2)子どもたちの情報の共有及び子どもたちへの情報伝達に関すること
(3)関係市町村及び関係団体との連絡・調整に関すること
(4)その他必要と認める事項
●締結式出席者(敬称略)
長野県
知事 阿部 守一
長野県教育委員会
教育長 原山 隆一
認定特定非営利活動法人カタリバ
代表理事 今村 久美
締結式では、阿部知事が「災害時の子どものサポートは重要で、一緒に取り組むことができるのはありがたい。これまでの経験やネットワークを生かしてもらいたい」と挨拶。NPOカタリバ代表今村は「被災地の避難所では子どもが居場所を失い、親子ともにストレスを抱えてしまう。場所の確保や情報伝達などを行政に担ってもらうことで、より迅速な支援につなげることができる」と話した。
■メディア掲載
・長野放送の記事がYahoo!ニュースに転載、紹介されました。
「心のケア」を連携して実践 被災した子どもたちの居場所づくりや学習支援を NPOと長野県などが協定
・信州NEWS WEBでも紹介されました。
災害時の子ども支援で協定締結
災害時子ども支援アライアンスsonaeruについて
災害時子ども支援アライアンス sonaeru は、自治体・NPO・企業等の間で災害時の連携について、平時から事前に協議・準備しておくことで、質の高い教育支援を一刻も早く届けることをめざした、NPOカタリバの災害支援事業です。発災時には、東日本大震災・熊本地震・西日本豪雨災害支援の知見を生かした調査・サポートの検討を行い、現地のニーズに合わせた迅速な教育支援活動を行います。
活動紹介ページ:
災害時子ども支援アライアンスsonaeru
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認定特定非営利活動法人カタリバについて
どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。
<団体概要>
設立 : 2001年11月1日
代表 : 代表理事 今村久美
本部所在地: 東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F
事業内容 : 高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後学校の運営(宮城県女川町・岩手県大槌町・福島県広野町・熊本県益城町)/災害緊急支援(西日本豪雨)/地域に密着した教育支援(東京都文京区・島根県雲南市・島根県益田市)/困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区)
URL : https://www.katariba.or.jp/
本プレスリリースへの問い合わせ
認定特定非営利活動法人カタリバ
担当:戸田(とだ)、芳岡(よしおか)
TEL:03-5327-5667(平日10時〜19時)
MAIL:pr-fr@katariba.net