一般社団法人日本能率協会(JMA、会長:中村正己)が、設ける「KAIKA Awards(カイカアワード)」は、社会価値を生み出す持続的な経営・組織・人づくりを行っている取り組みを称え、紹介するための表彰制度です。
その「KAIKA Awards 2019」にて、NPOカタリバが「特別賞」を受賞しました。
受賞テーマは、
「すべての子どもが未来はつくれると信じられる社会づくり
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評価のポイントとして、以下のコメントを頂きました。
学ぶ内容そのものの前に、どういう「場」が重要なのかを本質的に教えてくれる事例。
「非日常から、日常へ活かす」「ナナメの関係」「課題先進地から課題解決先進地へ」など、重要な事象を上手に表出化し、実際にコトを動かしている。
災害時においては、東北での活動をノウハウとして、他地域に展開している点も注目したい。
コンテンツはもちろんのこと、震災により職がなくなった塾講師などをスタッフとして雇用する、あるいは、地元(あるいは全国)ボランティアを募集し運営を担うなど、多くの取り組みに他者の巻き込みと継続の工夫・働きかけがみられる。災害において復興の大きな課題の一つは、コミュニティーの断絶である。避難所・自宅などで勉強しにくい環境において「教育」をベースにコミュニティーの場が作られることは、災害復興期において重要な位置づけとなり、地域振興の視点からも今後の活動に期待したい。(事例集より一部抜粋)