【令和元年台風19号】緊急子どもサポート募金にご協力ください
皆様からいただいたご寄付により、被災した子どもたちへ支援活動を行っております。ご協力いただき誠にありがとうございます。
実施した活動内容について今後ご報告いたします。
長野県長野市の最新情報はこちら
宮城県丸森氏の最新情報はこちら
カタリバは、2019年10月15日より、令和元年台風19号で被災した長野県長野市、宮城県丸森町で、子どもたちの支援活動を始めました。
■日本列島を襲った台風19号
2019年10月12日に日本列島を襲った台風19号は、13都県に特別警報が出されるなど過去最大の勢力とされ、長野県千曲川をはじめとした64の河川・111箇所での堤防の決壊が確認されています。土砂崩れ等も多発し、大規模な災害になりました。少なくとも3万3,000棟を超える住宅が水につかり、1,600棟以上の住宅が全半壊や一部損壊の被害を受けました(17日9時現在)。被害の全容はまだあきらかになってません。
台風でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。また、被災された皆さまに謹んでお見舞いを申し上げます。
■ニーズ調査の結果、支援を開始
これらの状況を受けて、カタリバでは10月15日に長野県長野市、宮城県丸森町へ状況確認とニーズ調査に入りました。長野市では多くの学校が休校となっている(22日現在)ため、子どもたちの居場所設置をすることとなりました。また、丸森町では、大量の泥が堆積し、机や教科書も泥に埋まってしまった金山小学校の学校再開に向けた支援を行なっています。
被災地の子どもたちの教育環境の確保・整備を目的に、緊急支援募金の受付を開始いたします。一人でも多くの子どもたちを支援するために、みなさまのご支援・ご協力をお願いいたします。
活動内容
(1)長野県長野市での居場所支援
多くの小中学校が休校となった長野市では、復興に向けて大人たちが動き始めた今、子どもたちの居場所がない状態です。子どもたちが安心して過ごすことができる、居場所の設置を行っています。
土日祝日は長野市立柳原小学校の体育館を、平日は須坂市にある満龍寺さん・東部文化ホールにて、子どもたちの居場所「コラボ・スクールながの」を開設しています。
長野県須坂市の満龍寺コミュニティの皆さん、初動調査から一緒に動いてきたウィルグループさん、軽井沢からワクワーク・イングリッシュさん、上田市からバリューブックスさんのブックバスなどとともに、地元保育士や先生や看護師など地域の方々もボランティアとしてご参加いただき、たくさんのご協力を得て日々子どもたちが楽しく過ごせる場所をつくることができています。
保護者の方からは「子どもたちの精神面を心配していたけれど、思い切り遊んで、ストレスを発散させたかったのでこういう場所があると本当に助かる」という声をいただきました。
参加した子どもたちは「久しぶりにいっぱい笑って、いっぱい遊べて楽しかった!」と笑顔で話してくれています。
詳しい支援活動の様子はこちらをご覧ください。
様々な方々に協力いただき、安全な遊び場をつくっています
子どもたちは、思い思いに過ごしています
(2)宮城県丸森町金山小学校の再開支援
大量の泥が堆積してしまい、再開が困難な金森小学校にて、カタリバのスタッフや、過去にカタリバでボランティア活動をしていた仲間を募り、学校再開に向けて、泥かきなどを行っています。被災直後の教室内の様子校舎復旧に携わったメンバー
●お問い合わせ先
認定NPO法人カタリバ ご寄付お問い合わせ窓口
メール:kaiin@katariba.net
フリーダイヤル:0120-130-227(平日9時半-17時半/携帯・PHS可)