【新メンバー募集】震災から半年。いまだガレキだらけの町で暮らす子どもたちを一緒に支えてください!
▶︎現在の益城町の様子(動画)はこちらから
震度7の前震( 2016年4月14日)が熊本県を襲ってから、今日でちょうど半年になります。
カタリバは被災地の中でも特に被害が激しかった熊本県益城町で、5月から「学びの支援」と「居場所」の提供を行っています。
この半年の間に、本震(4月16日)の翌日には町民の約半数にあたる16,050人いた避難者も徐々に数を減らし、今月末にはすべての避難所が閉鎖されることになりました。支援を開始したばかりの頃は余震に怯えていた子どもたちも、少しずつ落ち着きを取り戻しつつあります。
少しずつ明るいニュースも増えつつありますが、ここ益城町をほんの少し歩いてみれば「復興はいつ始まるの?」、そんな思いを抱く人も少なくないかもしれません。
アップした動画は、この10月に撮影したものです。崩れたままの家屋、シャッターの降りた店…。益城町に暮らす人々は、今も震災直後と見まがうような景色の中で暮らしてるのが現実です。
カタリバが行う「コラボ・スクールましき夢創塾(むそうじゅく)」にやってくる生徒たちが、こんなことを話してくれることがあります。
「仮設住宅が狭くて勉強がしづらい」
「何年経ったら仮設住宅を出られるんだろう・・?」
「家が被災し、避難したおばあちゃん家だと気を遣ってしまう」
普段は明るい生徒たちですが、時間の経過と共に進む風化の中で少なからず傷ついているようにも感じます。
益城町から熊本市内の学校へ通う生徒は、同じ県内であっても地域が違うと震災に関する認識に大きなギャップがあると教えてくれました。
「熊本市内は被害が少なく、すでにこれまでの日常が戻っている。被害が大きい益城から通っていると、こっちは倒壊した家屋の解体も進んでないよ、ガレキもそのままだよという気持ちにはなる」
もう大丈夫だろう。
そう思ってしまうのは、熊本地震を取り上げるニュースが減少しているだけなのです。益城町にはまだまだサポートを必要としている生徒がたくさんいます。
全住民の10%以上が仮設住宅に入居した益城町では、本当の復興はこれから始まります。いつまで続くかわからない長く不安な仮設住宅生活の子どもたちに、粘り強く寄り添うことが求められています。
カタリバは2年間、益城町での「学びの支援」と「居場所づくり」を2018年3月末まで継続する方針です。この11月からはニーズに応え、支援を仮設住宅へも拡大する検討を進めています。
悲しみを強さに変えるために。
今だからこそ、必要とされるサポートに私たちは向き合いたいと考えています。
現在、カタリバは益城町での活動に賛同し、一緒に取り組んでいただける長期インターン(1週間~)を募集しています。
子どもたちと一緒に勉強したり、遊んだり、たまにはマジメに将来の話をしてみたり…。温かく支えていただける方からのエントリーを心よりお待ちしています。
▼【長期インターン募集】熊本で活動したい新メンバーを募集しています。
募集概要: http://bit.ly/2dYe9M9
応募宛先: https://goo.gl/XMhqht
▼「震災を理由に夢を諦めてほしくないから」熊本の子どもたちの応援をお願いします!
https://www.katariba.or.jp/monthly/