【メディア掲載】『LEE』に掲載 ~できることから「社会貢献」~
2016年10月号の集英社発行の女性誌『LEE』にて、カタリバが紹介されました。記事のタイトルは「忙しくても 家にいても できることから「社会貢献」」。その中で「「放課後学校」をつくって支援」として、東北と熊本のコラボ・スクールが取り上げられました。
東日本大震災後の東北で見た光景があらためて私たちに考えさせたのは「安心して学べる環境」がいかに重要か、というものでした。(中略)
避難所や仮設住宅に勉強するスペースがなかったり、家族もストレスフルで余裕がなかったり、さまざまな条件から子供たちが遠慮してしまう状況が続くと、希望を持って将来を考えることなどできません。(中略)
そんな状況を改善するには「放課後」の過ごし方と居場所の提供が必要だと思い至りました。そこで始めたのが「コラボ・スクール」です。
(記事より抜粋)
東北では宮城県女川町と岩手県大槌町でコラボ・スクールを開設し、学習支援や居場所の提供、心のケアに取り組んでいます。「よそ者」である私たちカタリバの思いだけが空回りして被災地で迷惑になることがないよう、被災地の教育委員会や学校、保護者の方々と連携して対話を重ねながら支援を続けています。そうした経験を生かして、熊本でも早急にコラボ・スクールを立ち上げました。
コラボ・スクールは震災の体験を悲しみから強さに変えることが使命。被災した子どもたちの一人でも多くが日常を取り戻し、将来を考え、夢見る力をなくさないように、フォローアップしていきたいと思います。
(記事より抜粋)
こうした記事をきっかけに、被災地支援などの「社会貢献」に関心を持ってくださる方が増えると、また少しずつ社会が変わっていくのではないでしょうか。カタリバもそんなきっかけのひとつになれるよう願っています。
▼卒業生が東北のコラボ・スクールを語っています
悲しみを乗り越えて夢をつかんだ生徒が、今熊本の子どもたちに伝えたいこと
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