【島根県・雲南市】おんせんキャンパスと地域をつなぐ「おんせんキャンパスだより」
カタリバが島根県雲南市教育委員会と連携して運営する施設「おんせんキャンパス」は、「教育の魅力化」から「町づくり」をサポートすることを目的に、2015年6月にオープンしました。子どもたちと社会を結びつけ、人口減少などの地域課題を「自分ごと」として考える機会を届け、解決に向けて行動できる人材を育んでいます。現在は、中高生向けにキャリア教育と不登校支援の2つの活動を行っています。
「おんせんキャンパスで行っている不登校支援の取り組みを、もっとよく知っていただきたい」との思いから、カタリバ職員である坂本佳苗がキャンパスで行われる日々の活動や携わるスタッフの紹介などを掲載した「おんせんキャンパスだより」を発行しています。
今回は、6月に発行されたおたよりの中から、保護者会についてご紹介します。
【保護者会】
おんせんキャンパスでは毎月末土曜日の午前中に、利用している保護者の方にお集まりいただき、保護者会を実施しております。お忙しい保護者の方にも集まっていただきたく、土曜日に実施しております。実際にお仕事をしていらっしゃる保護者の方にも多くご参加いただいています。
似たことを経験している保護者さまと話すことでヒントや、役に立つ情報も得られるかもしれません。
気張らず、楽に過ごしていただけるような内容を考えています。
5月末に実施した保護者会は、カタリバ職員である松原緑の「おんせんキャンパスを利用している保護者の方が、一息をつくことができる場になって欲しい」という思いや「どんな写真を入れたいかということを保護者の方が考えながら作る時間を持つことで、ワクワクして欲しい」という考えから、作業をしながら行なう保護者会を実施いたしました。
前半にフォトフレームづくりを行いながら、和やかに話す場になりました。さまざまな柄の布地を使って作業をしたり、他の保護者の方と交流を深めました。後半には、じっくりと話すための個別の相談会を実施いたしました。
参加された保護者の方からは、「子どもの親、としてではなく一個人として名前を呼ばれ、話ができる場があることが嬉しかった」「いろいろな保護者の方とお話ができてよかった」といった感想がきかれました。
学校にいくことに不安を持つ生徒さんは、保護者の方と一緒に見学にこられても良いかと思います。
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「おんせんキャンパス」からおたよりが届きましたら、またこちらでご紹介していきたいと思っています。
どうぞお楽しみに!