【東京マラソン2017】東京マラソンを通して子どもたちの未来を応援!〜足立区の事業立ち上げスタッフがクラウドファンディングに挑戦〜
カタリバは、困難な状態を抱える子どもたちに安全基地を届け、貧困の連鎖を断ち切ることができるよう、東京マラソン2017チャリティ事業を通してご寄付を募っています。集まった寄付金は、足立区にオープンした「アダチベース」の運営に活用いたします。
チャリティランナーとして走ることを決め、クラウドファンディングに挑戦してくださっている方々の想いを応援(=ご寄付)いただき、困難を抱える子どもたちが未来を思い描けるよう、ぜひ力を貸してください!
※チャリティランナーは10万円以上クラウドファンディングすると、出走権を得ることができます。
チャリティランナー紹介
今回紹介する中村彬裕さんは、半年間、大槌町のコラボ・スクールで学生インターンとして子どもたちに伴走した経験を生かし、現在は「アダチベース」の立ち上げメンバーの一人として子どもたちの受け入れ準備に奔走しています。彼がなぜこの事業に関わろうと思ったのか、その想いをぜひご一読ください。
【中村彬裕さん】
誰もが、自分が好きなこと・やりたいことに向かって努力できる世の中に。
きっかけは2014年。休学して、1年間東北にいた頃のことです。東北での学習支援を通して出会った子どもたちの中には、「震災」というどうすることもできないことのせいで、安心して勉強できる環境を持てなくなった子どもがいました。彼らは環境の変化によって勉強が苦手になったことから、自分に自信が持てなくなっているように思えました。
ただ、気付いたのは、それは必ずしも「被災地」の子どもに限らないんじゃないかということです。ぼくがずっと暮らしてきた東京にだって、今まで「気づかなかった」「見えていなかった」だけで、自分ではどうしようもできない要因のせいで、自分に自信をなくし、努力することを諦めてしまっている子どもがいるかもしれない。それはすごくやるせなくて、もったいないことだなと思いました。
誰もが自分が好きなこと・やりたいことに向かって努力できる世の中の方が、なんだか素敵だなあと。このことから、「勉強ができるようになること」が、彼らが自分に自信を持つ大きなきっかけになるかもしれない、と考えるようになりました。
勉強ができるようになることはゴールではありません。それによって彼らが意欲と自信を持ち、自ら「学べる」ようになることがゴールだと思っています。ぼくたちが暮らすここ東京にも確かに存在する困難を抱える子どもたちの現状がもしも「見えていない」のなら、クラウドファンディングという形でこの活動を少しでも知ってもらうこと、応援してもらうこと自体が、子どもたちを支援する一つの取り組みだと思っています。ぜひ、ご協力をお願いします!
7月25日現在の寄付額:73,000円/100,000円
▶︎中村彬裕さんを応援する