アクションを、競え。「全国高校生MY PROJECT AWARD 2015」今年も開催!
高校生が地域や身の回りの課題や気になることを見つけ、解決するためのプロジェクトを進める「マイプロジェクト」。
「支援されるだけを卒業して、支えてくれた人に恩返ししたい」「町の復興のために、私たちもできることをしたい」という、コラボ・スクールで学んだ高校生の想いをきっかけに、取り組みがスタートしました。
コラボ・スクールのスタッフたちによる伴走のもと、イキイキと自分たちのプロジェクトに取り組む彼らの姿は、私たちに大きな気づきをもたらしました。
「オーナーシップをもって地域課題に取り組むことは、絶好の学習機会となる」。
東北での学びを全国に広げたいと事業を展開し、今では北は北海道から南は沖縄まで、多くの高校生が参加する取り組みになってきました。
競うのは、オーナーシップを持ったアクション
「全国高校生マイプロジェクトアワード」は、全国各地でプロジェクトを実行している高校生が一堂に会して、アクションを競う表彰イベントとして、2013年から始まりました。
昨年は58チームがエントリーし、選考を勝ち抜いた35チーム78人が頂点を目指して自分たちのプロジェクトを競いました。
総合優勝に輝いたのは、そばを使った地域復興を行う「SUN!SUN!そば(宮城県)」と、不登校経験者による不登校生徒の支援活動を行う「Fline(福岡県)」の2チームでした。
マイプロジェクトが重視する、オーナーシップ(=プロジェクトへの主体性)とアクション(=「実際にやってみた」経験からの学び)において、高く評価されての結果でした。
「マイプロジェクトは社会を生きる上で重要な経験になる」
勉強とマイプロジェクトの両立は難しいこともあると思います。時には壁にぶつかり、諦めたくなることもあったかもしれません。
しかし、嬉しいことに、マイプロジェクトに参加した高校生の9割が、「問題解決力」「チームワーク力」「巻き込み力」などの力が向上したと答えています。
実際に、プロジェクトに取り組む高校生に伴走する和氣英一郎(マイプロジェクト事務局スタッフ)はこう語ります。
「参加者の一人に、プロジェクトに取り組む中で成績が上がったという子がいました。学校の成績が落ちたら活動をやめなくてはならないんじゃないかと思い、効率よく勉強するようになったそうです。スケジュール管理や優先順位をつけて行動することなど、マイプロジェクトから学んだと話してくれました。マイプロジェクトに参加することが、社会を生きる上で重要な経験になっていることを実感しています。」
今年のマイプロジェクトアワードでは、どんなアクションに取り組んだ高校生に出会えるのか。早くも待ち遠しい気持ちでいっぱいです!
【全国高校生 MY PROJECT AWARD 2015】
ただいま全国大会出場者エントリー受付中(〆切2/16)!
アワードへのエントリーは2月16日まで受付しています。締切間近です!
お近くにプロジェクトを実行している高校生がいる方は、ぜひ参加を呼びかけていただけたら幸いです。
▼詳細・お申し込みはこちらから!