2015年6月25日発行の、文京区保護司会が発行している『情報』第545号に、b-lab(ビーラボ)館長・今村亮が寄稿しました。

文京区初の「中高生のための公共施設」が、行政、カタリバ、そして中高生3者の協力によって「b-lab」として形になっていく過程を、館長今村の言葉で振り返っています。

のちにキーワードとしてまとまっていくのですが、私たちが提案したコンセプトは、「中高生の秘密基地」でした。

（中略）

秘密基地というのは、やはり、つくるプロセスが一番おもしろいのです。私たちはb-labをつくる過程に参画したい中高生ボランティアを、大々的に募集しました。すると文京区内外から次から次へとたくさんの中高生が集まりました。その人数は、現在まで100人を超えます。

中高生スタッフたちとともに企画し、実現したものは数知れません。学校に届けるフリーペーパー、魅力を伝えるCM映像、b-labの内装デザイン、b-labのロゴ、b-labの音楽・ダンスイベント、九地区合同子どもまつりでのブース出展。自分たちがb-labをつくっているんだ、という責任感・主体性は、少しずつ中高生を成長させていきました。

(記事より抜粋)

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