皆さんは大槌町にある「風の電話」をご存知でしょうか？　

今回は、普段現地で活動を見ていただくことができない個人寄付者の皆さんをお招きした、大槌町ツアーの様子をお伝えします。

去年まで子どもたちが通っていた仮設の中学校を訪問し、
高台から町の復興の様子を一望する…
6ヶ所のスポットを巡るツアーは、高校生たちが1ヶ月程前から準備をし、説明を考えました。

「ここは風の電話です。震災で亡くなった人と話せるようにと電話ボックスの中には、電話線がつながっていない電話が置いてあります。」

震災から4年が経過した今だからこそ、当時の町の人たちの想いを自分たちで考えた言葉で伝えます。
ツアーに参加した方からはこのような感想をいただきました。

「震災直後は何をしたらいいのかわからず、 結局何もできませんでした。遠くて躊躇していましたが、今回、思い切って来て本当によかったと思います。これからもなるべく長くサポートしていきたいと思います。」

「ツアーを通して大槌町のことがよくわかって、大槌のことが好きになりました。」

1泊2日という短いツアーでしたが、大槌町のこと、大槌臨学舎のことを知っていただき、また、高校生にとっても非常に学びのある時間になりました。

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高校生による大槌臨学舎訪問ツアーを開催しました。｜教育への復興支援　コラボ・スクール