「先生、合格してました」

その日、女川向学館の職員室に入ってくる生徒は、少し照れくさそうに言いました。

普段以上の笑顔を見せる生徒。
嬉しくて、思わず涙を流す生徒。

彼らにとって受験勉強は、私たちが思っている以上に大きな挑戦だったのかもしれません。
それでも職員室に入り、誰ひとり大きな声をあげなかったのは、まだ試験が残っている友達が、隣の部屋にいたからでしょう。
次は、合格した彼らが友達を応援する番です。

ご支援をいただいている皆さまのおかげで、彼らはここまでがんばることができました。
本当にありがとうございます。
引き続き、最後まで応援を続けていただけますと幸いです。

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