被災住民の対話から「つくりたい未来」を考える[代表のつぶやき]
石川県内の被災自治体などをまわって、4月の毎週土日は「のと未来トーク」を開催し451人の方にご参加いただきました。
石川県主催で、県の行政の方々と、私たち有識者メンバーがアウトリーチする形で、被災した皆さんに勉強させていただきつつ、つくりたい未来について対話しました。私は全拠点の司会をつとめましたが、正直「よそ者が」と思われること前提に、葛藤しつつドキドキして進行しました。私以外にも、本当にたくさんの方々にファシリテーターボランティアにご参加いただきました。
参加した多くの住民の方々から、地域の外にいる人たちが入っての場だからこそ、地域の中に継承されてきた上下関係ではないフラットな場で語り合いやすかった、こういうことこそ続けるべきという声をいただきました。
正直、できあがった復興プランには、すべての声が盛り込まれていません。全部は無理です。だからこそ、声を見える化し、小さな声もわすれないように、未来への宿題として残したい。
今回のトークはすべて、議事録とともに、タイポグラフィの形で残し、知事室や県庁、JR金沢駅などに掲示していただくことになっています。近くにお立ち寄りの際はご覧ください。(他にも貼ってくださるところがあれば、データおくります。今のところ、輪島市役所、能登町役場には貼っていただいています)
先週末から、わじま未来トークが始まっています。土日に輪島市内の3か所で行います。輪島市の方、作りたい未来、一緒に語り合い、一つでも形にしていきませんか。
https://nototalk.com/wajima
Special thanks 玉利 康延(デザイン)田村 真菜(ディレクション)