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秋田の豪雨災害。夏休みが終わるまで子ども支援を続けるために[代表のつぶやき]

vol.295Voice

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category #代表のつぶやき

writer 今村 久美

【緊急支援募金のお願い】※認定NPO法人の税額控除が適応されます

7月14日(金)頃から続いた秋田の豪雨ですが、猛暑の中、一週間断水が続いたことや、自宅が浸水しいまだに避難所生活が続いている人たちがいるということがあまり知られていないことと思います。ただ、報じられなくても、政府の支援が無くても、地域では様々な民間の取り組みが立ち上がっています。

NPOカタリバには、大きな災害が起きたら2日以内にとにかく現地に駆けつけて、被災した地域の子どもたちや、子育て家庭の応援を模索するチームがあります。よそ者の私たちは、できれば、地域の方々主体の取り組みの裏方になるというやり方をめざしているのですが、今回は、秋田市と五城目町で取り組みをはじめています。

平時からの地域の人たちのポジティブな取り組みがある五城目町は、災害発生直後からそれぞれのできることを持ち寄りながら、同時多発で様々な取り組みが動いていました。しかし、日常を取り戻すための復旧に長い時間を要する場合、ボランティアの支援疲れはどうしても起きることが予測されます。そんな中、私たちカタリバチームは、「五城目コモンズ」(今回の災害支援の臨時チーム)と連携チームを作って取り組みをはじめました。

タイミング的に、休校や登園自粛が続いたまま、夏休みに突入しました。夏休みは、特に小さな子どもがいる共働き家庭にとって、被災地じゃなくても鬼門となるわけですが、家の復旧もしなければいけない、子どもたちに必要なケアニーズも増えていく……そんなタイミングに、子どもたちの居場所や機動性のある動きが必要です。

現在は、

・食材等を調理し、被災した家庭や子どもたちへと届ける「こどもキッチン」
・地域住民出資で運営する温泉を被災者や子どもたちに開放する「コミュニティ温泉」
・廃校オフィスや商店街を拠点として遊びと学びを届ける「あそび場」
・支援物資や食事を載せて、町内各地へ届ける「まちの運び屋」
・秋田市の学童保育と連携した0歳児からの「子ども預かり」

など……
ニーズを現場で見定めつつ、変化しながら取り組んでいきたいと思います。
即席で作ったWEBですが、どうかクリックしていただき、ご賛同いただけましたら、できれば募金のご協力をお願いします。シェアのみでもとてもうれしいです。
▼詳細・ご寄付はこちらから

https://www.gojome2023.com/

ちなみに現地では、被災した家屋の泥かきや片付けなど、まだまだ手が足りていないそうです。ボランティアにご参加いただける方は、「五城目町災害ボランティアセンター」までお願い致します。
▼五城目町災害ボランティアセンターについて
https://fu-gojome-sha.jp/topics/news/2003

Writer

今村 久美 代表理事

79年生まれ。岐阜県出身。慶應義塾大学卒。NPOカタリバ代表理事。ここではゆるくつぶやいていきます。

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