当事者の声を聴くということ[代表のつぶやき]
「義務教育の長期欠席約29万人(前年度約25万人)って、日本の不登校の問題はもはや、マイナーな一部の子供の問題ではないよね、学校自体を変えていかなければいけない。」と、デジタル庁の牧島かれん大臣と、当事者親の方々と、「くるまざ おしゃべりの会」を企画しました。
先生の教え方が合わないのは、子どものわがままなの?
病気で学校にいけない、HSP(※)、ギフテッド、発達障害、診断下りてはいないけどさまざまな事情がある子どもたち。そしてその家庭は?支えるお母さんは働けるの?
などなど、ご自身に知らないことがたくさんあるから、当事者の声を自分の耳で聴いて何が必要なのか考えたい、そんな大臣のフラットな姿勢に、信頼できる方だなあと感じるとともに、伸び代があるこの領域にできることはありまくりよねと、再確認した時間でした。
(※)Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)。「神経が細やかで感受性が強い性質を生まれ持った人」のこと。
当事者不在、年長の男性中心の各種審議会では見えてこない論点がたくさんあります。文科省さんの審議会にも、職員の方々にも、回り道に見えるかもしれないけどこういう機会が必要だと思うのですが。
(この写真は、参加者の中で、SNS公開しても大丈夫な方のみの写真です。)