お蔵入りの、教育再生実行会議の委員提出資料[代表のつぶやき]
教育再生実行会議 初等中等教育ワーキング・グループに参加させていただいています。
今回のメインテーマは【少人数学級の実現(小学校の学級規模を35人から30人にする)】です。私は、その方向性自体は賛成ですが、いまの教育現場のリアルは、人材不足だと思っています。すでに不足しているのに、採用枠の拡大をしても、質を伴った人員確保はできるのでしょうか。
倍率ピークだった平成12年は13.3倍からの平成30年で3.2倍。中には1倍台の県もあります(例えば新潟は1.2倍)。本来やりがいにあふれ尊敬されてきた先生という仕事の人気がだだ下がっている要因は、多忙化などいろいろあると思いますが、不思議なのは私の周りには「いつか学校つくりたい!」という夢を語る人や「教育に関わる転職をしたい」という人が増えているという実感が(感覚でしかありませんが)あるんです。
うちのような、採用枠がさほどない教育NPO団体にも、設立以来20年で、今一番多くのエントリーシートが届いています。そしてその人達の多くが、教員養成系の大学や学部出身者ではない人達だということも、ひとつの特徴です。
多様な人達が、多様な経験値や専門性、そして高い志をもって、教育に参画していけるシステムを検討していくことは、既存の学校システムをそのまま温存したまま教員採用枠を増やすということ以上に、必要なことなのではないかと、私は思います。
そんなわけで、教育再生実行会議で発言しようと前日の晩まで資料をまとめていたのですが、会議の議題に加えることができず、悔しいからここにアップしておきます。(慌てて書いたので、日本語の稚拙さは目をつぶってください)
次回の会議までには、もう少しいろんな方々の資料を参考にブラッシュアップしていきたいと思います。
【資料】2020 年 10 月 21 日 第 3 回教育再生実行会議 意見書「全ての子供たちの可能性を引き出す社会の実現のために・・「教員の多様性確保」と「オルタナティブスクールの公的認証」を検討すべき」
(作成にあたっては、いつも議論に付き合ってくれる友人、東京都フリースクール等ネットワークの方々との対話を一部元にさせていただきました。)