「あの子にまなびをつなぐ」プロジェクト始動、クラウドファンディングをスタートしました[代表のつぶやき]
「あの子にまなびをつなぐ」プロジェクト始動、クラウドファンディングをスタートしました。(写真はオンライン記者会見の様子です)
https://readyfor.jp/projects/manatsuna
ご寄付いただいた方がこの活動に賛同を意思表示できるような、身に付けられるチャリティアイテムを、MEGUMIさん、一青窈さん、山口絵理子さん、丸山敬太さんにデザインボランティアしていただきご提供いただきました。ぜひ上記URLをクリックしてください。(カタリバマスクもあります!)
いつもの自然災害なら、考えるより先に現地入りして、子どもの居場所づくりを速攻着手する。しかしコロナ災害は、みんなで集まれないから、オンラインでと、ここまで4ヶ月間、走ってきました。2000人以上の登録もあり、他国からの参加もあり、オンラインの可能性を感じる日々でした。
しかし、オンラインでの支援で本当に深刻な環境のいる子どもたちとつながるには、子供側の環境に必要な三つのハードルがありました。
1つ目に、デバイスとwifiがあること。
2つ目に、接続支援する大人のサポートがあること。
3つ目に、安全なプログラムとつないだり、意欲を維持するには、大人の伴走が必要だということ。
オンラインでの居場所と学び支援は、通常以上に周りの大人の支援がないと成り立たない。こんな当たり前を痛感する日々でした。
そこで、生活保護、児童扶養手当、就学援助のどれかの証明をだしていただいて、子どもに一人1台のパソコンとwifiをとどけます。
そしてオンラインでテクニカルサポートを行い、オンラインメンターによる伴走支援を親子に行い、カタリバオンラインやエドテック的学びとつなぎ、意欲を支えます。
遠隔で安全をモニタリングして見守るツールも導入して、深夜の動画利用等のリスクを回避するよう支えます。
研究者の方々にデータ分析していただき、検証された方法論を公開し、未来につなぎます。
「キッカケプログラム」として先行してやってきたこの取組みを、新しい仲間を迎え、『あの子にまなびをつなぐプロジェクト』としてアップデートします。
先行して66世帯へPCとWi-Fiを発送し親子のサポート始めています
今でも、学校の先生や、保護者の方と話すと、子どもたちがPC端末を持ち触れること自体に懐疑的な方も多いです。今回のプロジェクトでは、こうすればうまくいくという具体的な方法を見出しては教育現場に発信します。
コロナを教育の転換点にすることは、生まれ育ちや学校環境がラッキーな人たちだけに許された権利ではないと、心から願いたい。
この取り組みは、仲間とみんなでやっていきます。
■設立発起人
研究者として、豊福晋平さん、中室牧子さんそれぞれの形でお力を借りて、エビデンスベースの現場改善と経年評価を重ねます。今度 珠美さんには、ネット依存にならないための研修開発と実施をお願いします。
学びのプログラムは、神野元基さんとAIドリル「キュビナ」、水野雄介さんとプログラミング教育「テクノロジア魔法学校」、山田貴子さんとオンライン英会話「WAKU-WORK ENGLISH」、高橋歩さんとWorld Friendshipで連携します。
プロジェクト推進上の総合的アドバイスは、山崎大祐さん、中原淳さん、酒井穣さん、小泉文明さん、竹下隆一郎さんにお願いします。
村上財団の村上絢さんにはマッチング寄付で協力いただき、集まった寄付が2倍に!
■ドリームサポーター
ドリームサポーターには、子どもたちに対するオンラインプログラムなどを実施したり、チャリティキャンペーンのデザイン等、ボランティアでのサポートにご協力いただきます。
為末大 さん(元陸上選手)・一青窈さん(歌手)・丸山敬太さん(ファッションデザイナー)・MEGUMIさん(女優)・山口絵理子さん(マザーハウスデザイナー)・ 安宅和人さん(大学教授・シンニホン著者)など
そんな感じで、みなさんと手をつなぎながら、常によたよたと走りながら考えています。
やってみて、効果なかったらやめて改善しての繰り返しですが、どうか私を信じていただき、寄付でご参加いただけたら嬉しいです。
クラウドファンディングページ:https://readyfor.jp/projects/manatsuna