子どもたちがオンラインで歌を作ったこどもの日[代表のつぶやき]
子どもたちが歌を作ったこどもの日。
ネット上の子どもたちの居場所、カタリバオンライン(https://katariba.online/)では子どもたちから「こどもの日なんだから、子どもたちが企画するフェスをやりたい」と声があがった。いつもはボランティアとして子どもたちのサポートをしてくれる大人たちが参加者になる。100人弱でオンラインで過ごす子どもの日。5月5日はそんな一日になった。
音楽クラブ顧問として宮城県から参加してくれる佐藤敏郎さんから、「久美さん、子どもたちが、フェス目指してカタリバオンラインのうたつくりたいって言ってるよ」と聞いたのは先週の土曜日。
いつも音楽クラブは、毎週月曜に何を演奏したいのか話し合って決めて、香川の中学2年生すみれハムスターが部長となって譜面に落として、全国の小学生と中学生をまとめる。リコーダー、ピアニカ、ピアノ、ウクレレ・・いろんな楽器をもちよって、楽器がなければ歌で参加する子もいて、1曲~2曲、オンライン演奏をつくりあげ、土曜日に発表会をする。
でも、オンラインで子どもたちが歌をゼロから作るって、そんなのできるのか?なんて思っていた。けど、できた。
敏郎さんいわく「みんなで今の気持ちを話し合って言葉にして、つないで立派に作詞して、いつも通りすみれハムスターが曲をつけた。そしてピアノが弾ける東京の小学生 鈴 が弾いて、みんなでそのyoutube動画をみながら練習したんだよ。僕がしたのは、はじめての映像編集。安いソフトだし、たいへんだけど、編集できるようになってきたよー」とのことだった。
うたの題名はつけ忘れたみたいで、これから話し合ってきめるのかな。
2番がとくにジンときます。
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みんなでつくったうた(題名はまだなし)
世界中が止まっても
いつものように朝がきて
どんどん今日が生まれていく
春に見つけたごきげんな場所
集まれないけど集まろうよ
はなれていても感じ合える
約束しよう やさしい気持ち
どこにいても心をつなげたい
そしていつか
君の町で会えたらいいな
ぐーたらするのもいいけど
ひとりぼっちじゃつまらない
あしたは何を話そうか
君と出会ったすてきな場所
集まれないけど集まろうよ
はなれていても支え合える
約束しよう 負けない気持ち
今はきっと大切なときだろう
そしていつか
君の町で会えたらいいな