対話的でアクティブな中教審に挑戦[代表のつぶやき]
中教審に参加させていただいて6ヶ月。審議会とはこうやって多様な立場の委員の発言から論点を抽出して次の政策策定の根拠としていくんだなと勉強になります。
しかし、あえて言えば、日本の教育を、アクティブラーニングを基本にシフトしていくプロセスではあるものの、なかなか「アクティブ」で「対話的」な会議にするのは難しい。
例えば3時間の会議でも、事務局説明15分×3本、事例発表15分×4本あれば、残りの時間で一人5分の発言しても15人くらい発言する時間があるかないかで、50人も委員がいたりすることもあり(その時は3会議合同の会議だったからではありますが)、1つの会議において2回目の発言は難しい。誰かが発言したことに意見を重ねることはほぼ不可能です。
ということで、中教審をもっと良くしていきたいと密かな情熱を燃やすの生涯学習部会事務局の越田 真奈美さんと相談し、「対話的」で「アクティブ」な中教審を明日こっそりやってみることにしました。
初等中等教育の改革が今回の中教審の本目玉であることは十分承知ですが、子どもたちを支える教育環境を整えるために、実は社会教育の充実も喫緊の課題です。諮問がない、ゆとりを持った議論の幅を許されているからこそ、挑戦してみます。
挑戦ポイントは下記2点
1,高校生が参加する中教審。
2,グループワーク型の対話的な中教審。
です。
宮崎県日南市の高校生 穐田 南海さんと、島根県益田市の大畑 伸幸さんに駆けつけていただき、お話をいただきながら、私の方で進行させていただきます。
楽しみです。