ここを選んで集まる生徒にとってのベストにこだわり続けるー福島県立ふたば未来学園ー[代表のつぶやき]
ここはヨーロッパの図書館ではなく、福島県にある県立中高です。
NPOカタリバは、震災後の福島だからこそ作れる未来の学校を作ろうと立ち上がった【ふたば未来学園】の仲間になり、学内にオフィスを置いていただきながら9人のメンバーが、学校と社会をつなぎながら仕事をさせていただいています。(詳しくはこちら↓)
https://www.katariba.or.jp/news/2018/10/20/12447/
今日は学校評議員の委員会でした。
地域と協働、という言葉は、言うのはやすしだけど非常に曖昧で、誰から誰までが『地域』なのか、不明確。学校にとって地域は時に可能性を無限大にするし、時には可能性の芽を摘む同調圧力を効かせます。
個人的に思うのは、突き抜けようとすればするほど目立つし、いろんなことを言いたい人は出てくるけど、聞いたふりして笑っていましょうということ。全方位で空気読んでるうちに哲学まで曲がってきてしまう前に、ここを選んで集まる生徒にとってのベストに静かにこだわり続けて、野次ではなくポジで応援してくれる地域内外の人たちと手をつなぎながらやっていけば、必ず選ばれ続ける学校であり続けられると思います。
また、決してシャンシャンではない、新しい未来を更新し続けるため、日本で一番自由闊達な学校評議員会であり続けたい。他のメンバーの方々と今日のような全員応援の未来志向な議論をさせていただけることも、日本中の学校評議員会の当たり前の姿では決してない。
現場が一番大変なのに、口だけ動かせる機会をいただいていることも自覚して、責任を全うしていきたいと改めておもいました。