東工大に入学して10日目の1年生にお話しする機会をいただきました[代表のつぶやき]
600人×二回転、東工大に入学して10日目の1年生にお話しするという機会をいただきました。
西田 亮介 氏からのお声掛けだったので、断れないしな〜と渋々お引き受けしたのがはじまりだったし、先週は池上彰さん、来週は Newspicsの佐々木さんだし、その次オリザさんだしで、憂鬱・・・
そもそも講演お引き受けするのを、ここの所ずっと控えていたのでこんなたくさんの人に一時間以上しゃべるなんて久々すぎて昨日から緊張して挑みました。
しかし、予想外にも、このカリキュラム率いる方々の熱気感に触発されました。関われてよかった。
東工大のこの必修科目の初年次教育カリキュラム、本気でした。ぽっと講師呼んで授業するというつながり浅い構成じゃない。ゲスト講演のあと四日後には教員がファシリテーターとなって少人数ワークショップで学びに落とし込んで、また三日後に大物ゲスト講演して、を、8回繰り返しながら、大学生としてのマインドセットにめっこり時間をつかう。東工大に入学すると、研究者として大学院まで行く学生が多い中、それぞれになってしまう前のつながりづくりと、学びのスタンスセッティングにこれだけの人と時間をかけてる。
上田紀行さん率いる教員陣の中には、池上彰さんとか、中島岳志さんとか、西田亮介さんとか、中野民夫さんとか!多分野の方々が学生たちのマインドセットに伴走することから学生生活がはじまるとは、なんて贅沢。理系学生だからこそ、リベラルアーツを軸に置くという素晴らしい取り組みでした。
個人的には、仕事を立ち上げた18年前に、教科書的に読んでいた本の著書、中野民夫さんに遭遇できて感激でした。
お声がけありがとうございました。