<イベントレポート>外国ルーツの子ども教育最前線オンラインセミナー 〜当事者が語る「外国ルーツの私たちが知ってほしい3つのこと」〜
日本語指導が必要な高校生は全国に4000人以上いると言われており、その人数はこの10年で約2.7倍に増加しています(*1)。しかし、外国にルーツのある生徒が直面している困難は言語の壁だけではありません。学校生活に関する課題や、高校卒業後の進路や就職の課題など、生徒が抱える困難は多岐に渡っています。
カタリバでは2019年より、外国にルーツのある高校生を支援する「ROOTSプロジェクト」を開始しました。孤立しがちな生徒が、自分と社会の可能性を広げていけるよう、学校や行政と連携しながら持続的な支援体制の構築に向けた様々な取り組みを行っています。
2021年5月23日に開催した、外国ルーツの子どもたちへの教育をテーマとしたオンラインセミナーには120名にご参加いただき、多くの方の関心を感じました。
支援の現場は具体的にどのような課題と対峙しているのか? どのような支援が求められているのか?教育関係者やカタリバ職員、また当事者である外国ルーツの元生徒たちとの議論の様子を、レポートします。
*1 文部科学省「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(平成30年度)」
登壇者プロフィール
海老原 周子
ペルー、イギリス、日本で育つ。慶應義塾大学卒業後、(独)国際交流基金・IOM国際移住機関にて勤務。2009年より、移民の高校生を対象にキャリア教育やアートプロジェクトなどを行う。これまで100回ワークショップを実施し、300人の移民の若者達と接してきた。2016年EU主催「Global Cultural Leadership Programme」日本代表。 2018年、アメリカ大使館の推薦により、未来のアジア大平洋地域の社会変革を担うリーダー「Changing Faces Women’s Leadership Seminar」の日本代表に選抜。2019年より文部科学省外国人児童生徒教育アドバイザー、2020年より東京都教育委員会スーパバイザーを務める。
木村 さおり サブリナ バルトロ
ペルーで生まれた後、幼少期をブラジル・ペルーで過ごす。9歳で家族と共に日本に移住。神奈川県にて、公立小学校・中学校・高校とを過ごし、桜美林大学に進学。国際協力を学ぶ。大学時代に国際理解活動を行う学生団体の副代表を務める。またJICAで日系社会に携わるインターン活動を行う。母校の県立高校で、外国ルーツの学生の学習支援、学生たちのボランティア活動のコーディネーターとして携わる。現在、カタリバにて、ルーツ事業に携わる。
新井馨
中国出身。12歳で母親と共に住むために来日。日本語がわからず、戸惑うこともありながら、公立の進学校や、中央大学に進学。外務省プレゼンテーションコンテストでファイナリストとして、共生社会を築くための提案を行い、将来は多文化共生に制度面から携わりたいと考えている。現在、カタリバにて、ルーツ事業に携わる。
ガイレカビル
ネパール出身。中学2年生のときに来日。公立中学校に通い、定時制高校に進学する。小学校の頃からパソコンに触れており、組み立てることや情報収集を得意とする。現在はIT関係の専門学校に通いながら、同分野での活躍を志している。高校卒業と同時にカタリバの活動に参画し、ネパール語、英語、日本語、インド語と複数言語ができることや自身の経験を活かして生徒伴走を担当している。
角田先生
(東京都立町田高等学校定時制課程 教員)
主に東京都立高等学校の定時制課程において、外国につながる生徒に関わる多文化共生の教育に取り組んできた。東京都立一橋高等学校では、多言語交流部(ワン・ワールド)の顧問として、学校外のNPO(認定NPO法人カタリバ/一般社団法人Kuriya)及び大学(留学生、学生)との3者連携による居場所づくりに取り組んだ。その他、多文化共生教育研究会運営委員、日本語を母語としない親子のための多言語高校進学ガイダンス実行委員会東京、外国につながる高校生のための進路ガイダンス実行委員会(東京都国際教育研究協議会共催)、多文化共生教育ネットワーク東京他に参加。文部科学省外国人児童生徒等教育アドバイザー。
宮城 千恵子
カタリバ職員。沖縄県出身、中央大学卒。学生時代は地域活性化のゼミやイスラエルのキブツボランティアを通して社会の在り方を模索する。民間企業からカタリバ転職後は、被災地の放課後学校ならびに町内小~高校での授業連携や学習会の運営に携わる。20年7月よりルーツ事業の立ち上げメンバーとして活動。
言葉の壁は氷山の一角。
中退・進学・在留資格…
外国ルーツの子どもたちがぶつかる様々な課題
第一部は「専門家が語る、外国ルーツの子どもたちの教育事情」をテーマに、一般社団法人kuriya代表理事でカタリバ・パートナーの海老原周子氏より、外国ルーツの子どもたちが直面している課題についてお話しいただきました。
海老原:日本に在住する外国人は約2パーセントで、アメリカやイギリスなどの先進国と比較すると低い数値となっています。しかし、日本の人口は10年連続で減少している中、日本に住む外国人の人口は増加しています。
「外国ルーツ」とは両親のどちらかが外国籍の場合を指しますが、外国ルーツの子どもたちの立場は様々です。外国籍や日本国籍のどちらか一方を持つ子どもたちや、両方の国籍がある子どもたちもいます。
外国ルーツの子どもたちの中には、日本語教育が必要な子どももいます。日本語教育が必要な定時制高校の生徒数は、この10年で約4倍となっています。また、平成30年度には公立高校に在籍する外国人生徒のうち、約3人に1人が日本語教育を必要としているというデータも出ています。
これらのデータからは、外国ルーツの高校生が身近な存在になってきていることがわかります。しかし、彼らを取り巻く状況には多くの課題があります。日本語教育が必要な高校生は、公立学校に通う高校生の7倍以上の割合で学校を中退しています。また、非正規就職率は約9倍、進学も就職もしていない割合は約3倍の確率となっている現状があります。
つまり、外国ルーツの子どもたちが直面するのは、言葉の壁だけではないということです。言葉の壁は氷山の一角であり、中退の壁、進学の壁、在留資格の壁があります。
高校入学後に「なかなか友だちができない、勉強についていくことができない」と孤立を感じ学校を中退してしまう子どもたちにこれまで出会ってきました。大学に進学したい気持ちがありながらも、経済的に厳しい状況の中、在留資格の関係で国の奨学金が受け取れず、不本意ながらも就職するという子どもたちもいます。在留資格によっては国の奨学金の対象になっていないケースがあり、子どもたちにとって大きな壁となっています。
生徒の前に立ち塞がっている壁だけではなく、外国ルーツの高校生を取り巻く体制にも課題があります。まず、高校生世代への支援がとても手薄いという状況があります。また、地域格差の課題もあります。日本語教育が必要な高校生が多い地域と少ない地域があり、指導体制の確立が難しい、人材資源に差があるといった課題があります。
現状は様々な課題がありますが、日本語教育が必要な外国ルーツの高校生は、違った視点から見ると、日本語以外の言葉ができる生徒たちと考えることもできます。現時点では、日本語が十分に習得できていないかもしれませんが、中国語や英語、タガログ語やネパール語など、様々な言語を話すことのできる生徒たちです。日本語教育が必要という視点だけではなく、そんな強みを持っている子どもたちが定時制高校にいるという見方もできると思います。
「アイデンティティの葛藤」「黒板が読めない」
外国ルーツの子どもたちが直面してきたこと
第2部は「外国ルーツの子どものリアル」と題し、海老原氏がモデレーターを務め、外国にルーツのある木村さおり サブリナ バルトロさん、新井馨さん、ガイレカビルさんが当事者としての経験を伝えました。3名は現在、それぞれの経験を活かしながら、カタリバのルーツ事業に携わっています。現在支援者としても活躍している3名は、これまでどんな経験をしてきたのでしょうか。
海老原:1つ目のテーマは「日本の学校でぶつかった壁やつまずいたこと」です。日本の学校で生活する中で印象的だったことはありますか。
サブリナ:一番印象に残っていることは、外見で判断されてしまうことです。ブラジルに住んでいた頃は、いろんな人種の方々がいるのが当たり前で、外見で判断されることはあまりありませんでした。でも、9歳から通い始めた日本の小学校では、「外見は日本で生まれ育ったように見えるのに、どうして日本語と日本の文化がわからないんだろう」と思われてしまいました。生まれた国と国籍のある国が異なっていたことから、アイデンティティの葛藤を経験し、苦しかったです。
新井:私もアイデンティティの壁に直面しました。12歳で日本に来たとき「これから日本社会で生きていくんだ」と決めて、日本人らしく振る舞おうと常に努力してきました。ただ、「日本人らしく振る舞っている自分は、本当の自分なのか」「自分はどうありたいのか」ということに中高生の頃は悩み、生きづらさを感じていました。日本人らしく振る舞うことに限界を感じました。
海老原:どんなところで限界を感じましたか。
新井:発音と日本語の使い方です。ネイティブスピーカーのように話すのは難しいということです。日本人らしく振る舞おうと努力することに限界を感じ、中高生の頃は不登校を経験しました。
カビル:中2で来日しましたが、先生によって黒板の文字の書き方が違っていて、ノートをとることがずっと難しかったです。また、既にネパールで学んだ内容が日本の授業で出てきたとき、内容が理解できるにもかかわらず、日本語で授業が行われているために答えられないことがありました。それと、日本特有の部活動や体育の授業に驚きました。
海老原:2つ目のテーマは「役立った支援や、あったら良いなと思う支援について」です。どんな支援が思い浮かびますか。
サブリナ:子どもの頃に役立った支援は、正直あまり思い浮かばないのですが、周りからの理解が欲しかったです。小学校でいじめを受けたことや日本語習得に大きなストレスを抱えていました。当時学校では一切表情がなくなり、家以外で話せない状態になってしまいました。日本語を話すスキルも身についていたのですが、「日本語で話す自分の声を聞かれるのが怖い」という恐怖心がすごく大きかったです。もっと周りからの理解があれば、そんな状態にならずに済んだのかもしれないと感じています。
一方で、高校生のときに自分のことを初めて理解しようとしてくれる先生に出会えたことが嬉しかったです。自分のバックグラウンドを打ち明けたとき、その先生は「あなたのことがわからないから教えてほしい」と言ってくれました。それまでは、周りから自分のことを判断され、決めつけられていると感じることが多く、先生を避けていましたが、その先生は信頼することができました。
新井:私があったら良いなと思う支援は、ロールモデルの提供です。外国ルーツの学生には、メンタルケアや人とのつながりが必要だと思います。私はカタリバが大切にしている「ナナメの関係」が外国ルーツの高校生を支援するときに、とても大きな価値になると考えています。先生や親という縦の関係や、友だちという横の関係でもない、同じ立場の大学生や社会人といった“一歩先をゆく先輩”と出会える機会をもっと増やしていけたら良いのではないかと思います。
カビル:市役所の日本語サポートが役に立ちました。中学校で週に2回2時間ずつ日本語を教えてもらえる機会があり、とても助かりました。そのときに、漢字や文法といった基礎的な勉強をすることができました。また、家族が日本を離れるタイミングでビザを変更しなければならなくなったとき、海老原さんや教育委員会のユースソーシャルワーカー、学校の先生方のサポートを受けることができました。
海老原:カビルさんが定時制高校で勉強し続けるためには、家庭の事情などから「家族滞在」という在留資格から「留学」への変更が必要でした。しかし、定時制高校は「勤労青年が働きながら通う場」という認識があったため、学ぶことが目的である留学ビザに変更することが難しい状況でした。でも、実際はカビルさんの通っている定時制高校は三部制で、通う生徒が皆、勤労青年であるとは限りません。そのような現状の変化を入管庁の方々に伝え、意見交換を重ねて、カビルさんは留学ビザを取得することができました。家族滞在ビザから留学ビザへの変更は前例がなく、カビルさんがその第一号になったんです。
最後のテーマは「先生や周りの大人から言われて勇気付けられた言葉・傷ついた言葉」です。印象に残っている言葉について教えてください。
サブリナ:自己紹介をすると毎回「ハーフなんだ」と言われるのですが、「ハーフではなくミックスです」と私はいつも言うようにしています。3カ国で生まれ育ち、5カ国にルーツがあることを話すと「雑種」と言われることもたくさんあり、正直とても傷ついています。周りから自分のルーツについて心ない言葉を言われると、良い気持ちはしないですね。
「ハーフ」「クォーター 」「ミックス」など、様々な表現がありますが、どれを選択するかはそのバックグラウンドを持っている本人だと思います。周りから自分のルーツについて断言されてしまうことは悲しいです。
一方で、嬉しかったのは母からもらった言葉です。いつも母から「あなたは3人分生きているんだよ。あなたは何でもできるから」と言われてきました。これまで3カ国を行き来して、自分のアイデンティティについて悩んでいましたが、それは別の側面から見ると、3カ国の文化や言語を知っているということでもあると思います。
新井:「あなたの母語、日本語?」という言葉が一番ショックで、言われたとき恥ずかしさを感じました。相手の意図が読めず、事情を話すと長くなってしまうので、どう返事をすればいいのかわかりませんでした。そして何よりも、日本人らしく振る舞おうとしても、発音と言葉遣いは完璧になれない、限界があると感じました。自分のルーツにはまだ自信を持てないということに気づかされました。
また、面接で「自分のことを中国人だと思いますか。それとも日本人だと思いますか」と聞かれたとき、どう答えたら良いのかわからず困りました。そのときは「中国と日本両方のマインドセットを持って、国際社会でこれから生きていきたい」と言いましたが、正直今もどう回答するのが正解かはわからずにいます。
私は自分のルーツについて、関わりの深い所属団体のメンバーや友だちには伝えていますが、知り合い程度の方々には話していません。自分のルーツについて積極的に話すことは難しいと感じています。
カビル:ネパールでは手を使って食事をとる習慣があります。それを周りの人から毎回からかわれるのは嫌でしたね。一方で、学校の先生から自分のしたことを褒められたのは嬉しかったです。
子どもたちの教育現場では、
オンライン活用による生徒の支援もスタート
第3部は「外国ルーツの子どもを支える側のリアル」というテーマで、前半にはカタリバ職員として「ROOTSプロジェクト」に携わる宮城から、事業の紹介を行いました。後半には、高校教員の立場から外国ルーツの子どもに関わっている角田先生にご登壇いただき、高校で直面した課題や、現在の取り組みについてご紹介いただきました。
宮城:カタリバのROOTSプロジェクトは「違いが生む、豊かな学び」をテーマに2019年から活動を行っています。昨年度からは、外国にルーツのある高校生が多く在籍する3つの都立高校と連携し活動を進めています。
経済的に厳しい家庭環境の中、アルバイトや家事の手伝いをしている生徒も多く在籍しており、「サポートを受けたいと考えていてもその時間をとることができない」という課題もあります。また、教員側も多言語対応や新型コロナウイルスの対応に追われ、情報や時間や人手が足りないという課題に直面しています。そんな状況の中、カタリバは学校や大学等とも連携しながら主に3つの活動に取り組んでいます。
1つ目は、学校との「授業連携」です。「総合的な学習の時間」や学校設定科目の時間を活用したカリキュラムの提案、連携授業の実施に取り組んでいます。入学から卒業後を見据えた中長期的な支援を行うため、各学年の先生方と話し合いながら年間計画を作成しています。
「本当はこんなことをやってみたかった」という先生方の思いを形にすることを大切に、連携授業を行っています。様々なバックグラウンドを持つ生徒が一緒に学べるよう、言語に縛られないアートや非言語をテーマにした授業などをこれまで実施してきました。
2つ目は、「先生サポートツール」の提供です。先生方が生徒に伴走する上で役立つ情報を1つのデバイス上から閲覧可能にしたり、先生同士の情報共有を効率的にしたりするために、今まさに活用に向けた準備を進めています。進路に関する事例集といった支援情報が閲覧できる機能や、専門家に相談できる機能などがあります。
3つ目は、「オンライン連携・伴走」です。授業時間だけでは対応しきれない案件について、オンラインを活用しながら生徒に伴走しています。例えば、面接練習や、ロールモデルとの対話、他校の生徒とのグループ学習などをオンラインで実施し、忙しい生徒がすき間時間に利用できる仕組みをつくっています。
今後は、学校、NPO、大学等が連携する
新しい支援体制がさらに求められる
角田:これまで教員の立場から、外国にルーツのある高校生が直面している課題を肌で感じてきました。まず、高校入学時の課題があります。高校入試の内容の難しさ、外国人生徒に関わる入試の募集人数が十分ではないといった課題が挙げられます。
また、高校入学後にも様々な課題があります。日本語学習や教科支援が受けられる体制づくり、中退防止などの学校への定着支援、多文化共生教育の取り組みなどが求められています。さらに、高校卒業後にも課題があります。企業や大学・短大・専門学校といった受け入れ先の理解、国籍や在留資格によっては就くことのできない職種や受けることのできない奨学金の課題があります。これほど外国にルーツのある高校生が直面している課題は多岐に渡るのです。
また、保護者への対応に関する課題もあります。保護者が日本語を理解するのに困難がある場合があり、学校からの大切なお知らせが書かれた書類が読めない、学校側の説明が伝わらないといった状況があります。
これまで教員の立場から、学校外との連携を模索してきました。そんな中、東京都立一橋高校定時制の部活動として、多言語交流部(One World)を立ち上げました。外国ルーツの高校生だけではなく、日本人生徒も部活動に参加し、大学の留学生との言語交流や、互いの文化を紹介する交流活動などを行っています。多言語交流部が生徒の居場所として機能することが、生徒の中退予防にもつながると考えています。学校、NPO、大学という3つの組織の連携を通して、外国ルーツの高校生の居場所づくりを進めてきました。
海老原さんには、大学等の外部団体と学校を繋ぐコーディネートやキャリア教育プログラムの提供を通して、高校生をサポートしていただきました。また、慶應義塾大学の徳永智子先生には、留学生等を活用したプログラム作りという点から、移民の背景がある留学生を大学から派遣していただきました。
部員や留学生との交流を通して、生徒はルーツのある国の言語だけではなく、日本語や英語の言語能力を向上させています。また、多文化共生が経験できる部活動は日本人生徒の成長にも寄与しており、英語力の向上や異文化理解の姿勢醸成につながっています。
外国ルーツの子どもたちは、未来の担い手です。学習保障だけではなく、学校内の居場所や自分の進路やキャリアを形成するためのロールモデルが求められています。
違いが豊かさとなる未来へ向けて
本セミナー後は、「当事者と支援者から、それぞれの立場の話を聞くことができ参考になった」「多様性について考えることのできる機会が教育現場で必要だと感じた」「これからどのように自分が外国ルーツの課題に関わっていけるかを考える機会になった」という感想を参加者の方々からいただきました。
現場の生徒や先生方と対話を重ねながら活動を続ける中で、日々外国ルーツの子どもたちが直面している新たな課題に気づかされます。
「違いが生む、豊な学び」をテーマに、今後もカタリバでは外国ルーツの子どもたちが「この国に来てよかった」と思えるような社会を目指し、持続的な支援体制の構築を目指していきます。