開催
日時
2024
12月1日(日) 〜4月30日(水)
90分
自身ではどうすることもできない家庭環境などの課題を抱える子どもたち。そんな子どもたちが、泣いたり笑ったり、そのままの自分を受け入れ安心できる居場所をつくることで、心の安全基地を届けたい。そんなコンセプトでうまれた「アダチベース」は、居場所・学習・体験・食事を地域と連携しながら子どもたちに届け、文化資本や社会関係資本を育み、貧困の連鎖を断ち切ることに寄与することを目指しています。
一緒に安全基地をつくりませんか?
募集背景/事業概要
日本の子どもの9人に1人が貧困
今日の日本には、「家庭の経済的困窮」という自分自身の力ではどうすることもできない事情で、健やかな成長発達に必要な生活環境や教育、体験の機会が確保できない子どもたちがたくさんいます。厚生労働省の調査によると、日本における子どもの貧困率は11.5%、ひとり親家庭では44.5%にも上り、先進国の中でも最悪の水準とされている現状があります。
そうした状況を受けて、貧困対策を進めるための法令や施策の整備、全国的な取り組みがスタートしています。貧困の連鎖を区内の大きな課題の一つとして以前から捉えていた足立区でも、2015年度を「子どもの貧困対策元年」と位置付け、全国に先駆けて「未来へつなぐあだちプロジェクト(足立区子どもの貧困対策実施計画)」を策定。生活困窮世帯を対象にした居場所事業をカタリバが受託することとなり、2016年にアダチベースは誕生しました。
∇アダチベースの 活動紹介
https://www.katariba.or.jp/activity/project/a-base/
業務内容
アダチベースのインターンシップでは、子どもたちと関わるだけでなく、子どもたちにとってより良い環境を届けるための仕組みづくりを通して、学びと成長を得ることができます。教育視点と福祉視点の間を行き来しながら、様々な困難を抱える子どもたち(主に中学生)に対して、 学習支援や体験プログラムの企画・運営など、日常的に関わる活動を担当していただきます。
〈具体的な業務内容〉
●居場所づくり
スタッフとの対話を通した関わりを通じて心の安全基地としての居場所を提供しながら、段階的に子どもたちとかかわり合います。
●学習への伴走支援
「できる」「分かる」などの小さな成功体験を重ねながら、学習を継続していくことができるよう支援をします。
具体的には、
・学習習慣を形成するための「自習室運営」
・ICTツールを活用し、少人数で行う「学習クラスの運営」など
●体験プログラム
ものづくり・スポーツ・家庭菜園など、 地域の人たちや他団体などを巻き込みながら、子どもたちに多様な体験機会を届けるための体験を企画・実施します。
上記活動に加えて、ボランティア募集・マネジメントや、子どもの興味関心に合わせたサークル活動の運営など…適性に合わせながらプロジェクトをお任せします。
すでにあるものをこなすのではなく、走りながら考え自分でつくっていくことを楽しめる方をお待ちしています!
〈やりがい〉
・長期的に子どもの成長に伴走し、成長を近くで感じることができる。
・子どもの興味関心を引き出し、一緒に「できた」ことを積み上げる。
・子どもが苦手に向き合い「できるかもしれない」となっていく過程を伴走し、変化を見守ることができる。
・自分のこれまでの経験を伝えることで、気持ちが変わる子どもがいる。
・「貧困」をはじめとした大きな社会課題に対して、目の前の子どもたちを通して、自ら課題解決に取り組むことができる。
説明会概要
●開催日時
下記URL「説明会参加希望日」よりご確認ください。
https://www.katariba.or.jp/sprit/a-base/#form
●参加方法
オンライン会議ツール「zoom」を利用する予定です。
お申込みいただいた方へ、会議URLをメールにてご案内します。
●内容(予定)
・団体、事業の紹介
・業務内容の説明
・質疑応答
こんな人におすすめ
下記に少しでも当てはまる学生の方、説明会でお待ちしています!
・大学ではできない経験を通じて、成長したい
・教員試験を目指しており、いろんな教育現場で経験を積みたい
・ビジネススキルやコミュニケーション能力を伸ばしたい
・子どもの発達や成長に関心がある
・就活前にひとつのことに集中して取り組みたい
・福祉や心理の現場を経験したい
得られる経験・スキル
・タスク管理やマネジメント力、物事を考え抜く力、課題解決力
・多様な子どもたちやスタッフとの継続的な関わりの中で磨かれる人間関係構築力
・社会課題と向き合う力
アダチベースインターン募集概要
●応募要件
〈必須〉
原則、大学生・大学院生
※社会人・既卒の方は下記求人をご確認ください。
・正職員|アダチベース 「貧困の連鎖を断つための現場とは?」の問いを探究するユースワーカー
・非常勤職員|アダチベース 困難さを抱える子どものための居場所運営・学習支援スタッフ
●場所
東京都足立区 スカイツリーライン沿線
※事業特性上、住所は非公開としております
●業務時間(目安)
開館時間に合わせてのシフト制です。
子どもたちが多く来館する放課後 17:00 以降の時間がコアタイムのため、
*14:30~22:00(火曜~土曜)
*13:30~21:00(日曜・祝日)
でのシフトがメインとなります。
土日・祝日、中高生の長期休暇期間は
*12:00~22:00
*9:00~21:00
*18:00~22:00
といったシフトが発生する場合があります。
●勤務日数
週2~3回程度
※学校との調整は応相談
●期間
7ヶ月~
●給与
時給1,170円〜
●業務開始までの流れ
(1)オンライン説明会に参加(※必須)
(2)応募フォームからエントリー
(3)書類選考
(4)オンライン面接(1回)
(5)内定
(6)業務開始
よくある質問
Q. 1日何人の生徒が来館しますか?
1日20人前後の中高生が来館します。
開館時間の中で生徒自身が自由に来館でき、コアタイムは17時~20時で一番来館の人数が増えます。
Q. インターンは何人いますか?
20人前後の大学生や大学院生、第二新卒が活動しています。
拠点は1日当たり7~8人で運営しており、そのうちインターン生は3~4人程度です。
職員や同世代の仲間と共に、日々質問や対話をしながら活動しています。
Q. 学業や他アルバイトとの両立は可能ですか?
大学院進学や教職課程履修、他アルバイトと掛け持ちしているインターン生も活動しています。
アダチベースでは週2回以上、メインシフトである14:30~22:00の活動をお願いしており、そちらの範囲内であればシフト希望は随時相談を受け付けています。
お問い合わせ
ご不明点に関しては、説明会の中で承りお答えしています。
事前に確認させれたい事項がある方は下記までメールでご連絡ください。
認定NPO法人カタリバ
アダチベース 採用担当
a.base-saiyo@katariba.net