開催
日時
2023
10月26日(木) 〜11月28日(火)
1時間
約30万人の子どもたちが、
学校に通うことに困難さを抱えている
2023年10月4日に、文部科学省から「令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」が発表されました。その調査結果によると、2022年度の不登校児童生徒数(小・中学生)は全国で29.9万人以上。前年度から22.1%増えており、10年連続で増加しています。また、その内の38.2%にあたる11.4万人が、学校内外の機関とつながりのない状況に陥っています。
「令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」より抜粋
カタリバでは、学校に通うことに困難を抱えている子どもたちに、安心できる居場所と様々な学びの機会を届け、自信と将来の希望につなげたいという想いから、2015年6月より、島根県雲南市の教育支援センターである「おんせんキャンパス」で、不登校支援に取り組んでいます。「おんせんキャンパス」は、国内でも新しい公設民営型の施設です。
拡大していくこの課題に、私たちはどう向き合っていけばよいのでしょう?
今回、この問いを「おんせんキャンパス」でともに考えて取り組んでいく仲間を募集しています。
不登校の子どもたちに、
居場所を届けるシゴト
前述のとおり、「おんせんキャンパス」は、2015年よりカタリバが運営を受託している、島根県雲南市の教育支援センターです。「学校に通うことに困難さを抱えている子どもたちに、安心できる居場所と様々な学びの機会を届け、自信と将来の希望につなげたい」というコンセプトのもと、習熟度別の個別学習支援、キャリア発達支援、アウトリーチ、オンラインでの支援などに取り組んでいます。
また、小・中学生の不登校が増加していることから、高校生の不登校生徒、中退する生徒が増加していくことが予想されます。そこで、おんせんキャンパスでは、高校生年代に対しても居場所・アウトリーチ両面での支援の拡充を目指しています。
「おんせんキャンパス」では、居場所づくり、学習支援、各種プログラムの企画・運営に携わる新メンバーを募集しています。島根県雲南市内の、学校に通うことに困難さを抱えている小学生〜高校生、約50名に伴走する仕事です。
今回の説明会では、「おんせんキャンパス」の事業と、そこでのシゴトについて詳しくお話します。また、県外から移住を伴う転職をお考えの方のために、雲南市についての情報も提供する予定です。関心のある方は、是非とも気軽にご参加ください!
●活動詳細
説明会概要
●日時
― 2023年10月26日(木)20:00~21:00
― 2023年10月29日(日)13:00~14:00
― 2023年11月15日(水)20:00~21:00
― 2023年11月28日(火)20:00~21:00
※同内容のためいずれか1日程にご参加ください
●参加方法
「説明会申込みはこちら」のリンク先フォームで申込みいただけます。
オンライン会議ツール「Zoom」を利用します。
お申込みいただいた方へ、ZoomのURLをメールにてご案内します。
●内容(予定)
― 団体・事業紹介
― シゴト内容紹介
― 質疑応答
●登壇者
池田 隆史
新潟県出身。数学の教員として12年間新潟市内で勤務後、2014年NPOカタリバに転職。岩手県大槌町のコラボ・スクールで1年間勤務し、困りごとを抱える子どもたちを救いたいという想いから、おんせんキャンパスの立ち上げに手を挙げ、雲南市に移住。現在、「おんせんキャンパス」拠点責任者。
西山 珠子
1995年生まれ、大阪府吹田市出身。立教大学在学時、くらしの相談ダイヤル等を運営する協同組合で約2年間インターンを行う。自身は選択しない働き方を選ぶ方々の背景が知りたいと考え、人材ベンチャー企業に入職。介護職人材派遣業に従事し、介護施設・病院と求職者とのマッチング、就業に関わるフォロー、大手クライアントに対して採用課題のヒアリング・プラン作成などを行う。その後カタリバへ転職し、現在は採用関連業務に携わっている。
説明会に関連する求人
参考記事
保護者にも地域にも「ナナメの関係」が連鎖する。 子どもたちの一歩を応援する「おんせんキャンパス」の不登校支援