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認定NPO法人カタリバ (認定特定非営利活動法人カタリバ)

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Event

#一般向け

【4/18オンライン開催】不登校・長期欠席者29万人時代に、必要とされる支援とは?不登校支援DXプログラム活動報告会

開催
日時

2022

418(月)18(月)

19:30-21:15

不登校児童生徒が、過去最多に。ゴールデンウィーク明けは心身に変化が表れやすい時期

2020年度、文部科学省による調査(*1)で、日本の小中学校において、不登校の児童生徒をふくむ「長期欠席者」の数が、過去最多である約29万人(287,747人)に上ることが明らかになりました。

また、不登校になりやすいタイミングのひとつとして知られているのが、夏休みやゴールデンウィークなどの長期休み明けですが、子どもの心身に変化が表れやすい時期であり、今年はカレンダー通りであれば、平日を2日休めば10連休となることもあり、より注意が必要という見方もあります。

(*1)文部科学省「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」
https://www.mext.go.jp/content/20201015-mext_jidou02-100002753_01.pdf

2021年にスタートしたカタリバの不登校支援DXプログラム

カタリバでは、2015年から、学校生活や登校することに困難を抱えている小中高生を対象に、家庭訪問や居場所の提供、学習支援などのサポートを行ってきました。また昨年度からは、学校に行けていない子どものためのオンラインの学び場(room-K)や、不登校の子どもを持つ保護者が悩みをオンラインで相談できる窓口を立ち上げるなど、オンラインで一人ひとりに合わせた学びの形を提案する不登校支援プログラムをスタートしています。

当初、本プログラムに参加する子どもの半数以上が「1年以上不登校が続いている」という状態でしたが、プログラムへの参加を通して、8割以上の子どもが週1回以上学びの場に参加し続けられるようになったという結果も見られています。

いま子どもたちに必要とされる支援は何なのかー。
4/18に支援活動報告会を開催

そのような活動の中で見えてきたことや、いま必要とされる支援について、様々な関係者とともに考える活動報告会を、このたび4月18日(月)に開催します。

実際にプログラムに参加いただいている不登校の子どもを持つ保護者にも登壇いただき、またゲストには、本プログラムの協働パートナーである、アルスクール株式会社代表取締役の村野氏、株式会社math channel取締役の才津氏を招き、日々子どもたちの支援を行っているメンバーとともに、不登校の子ども一人ひとりに合わせた新しい学びの形について考えます。

今後より複雑化していく社会において、子どもたちも多様化の様相を呈している中で、学校生活や登校することに困難を抱える子どもたちにとって必要なものは何なのか。参加者のみなさんも含めて全員で一緒に考える場にしたいと思います。

イベント概要

・日時:2022年4月18日(月)19:30-21:15
・環境:オンライン(Zoomを予定)
・対象:教育関係者の方々、不登校のお子さんがいる保護者の方々、報道関係者の方々
・参加費:無料
・一般の方のお申込み:https://forms.gle/UPpyNipiLVbyz67E7
・報道関係者の方のお申込み:https://www.katariba.or.jp/report/
・参加方法:お申込みいただいた皆様へ事前にメールでご案内します

【プログラム】
・19:30 開会、挨拶
・19:35 トレンドスピーチ「不登校のいま」(登壇者:今村久美)
・19:50 カタリバの不登校支援(登壇者:瀬川知孝)
・20:15 トークセッション:オンラインで不登校の学びをつくる仲間との協働から見えてきたこと(登壇者:今村久美、村野 智浩氏、才津葵氏)
・20:55 これからの不登校支援に向けて
・21:00 質疑応答と事務局からのご案内
・21:15 閉会
*プログラムは変更になる場合がございます。

【登壇者(敬称略、順不同)】

●今村 久美(認定NPO法人カタリバ 代表理事)

慶應義塾大卒後、2001年にNPOカタリバを設立。東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、コロナ禍では経済的事情を抱える家庭にPCとWi-Fiを無償貸与し学び支援を行う「キッカケプログラム」を開始するなど、社会の変化に応じて様々な教育活動に取り組む。 文部科学省中央教育審議会委員。

●村野 智浩(アルスクール株式会社 代表取締役CEO)

東京大学工学部卒業、二児の父。チームラボやアクセンチュアで活躍後に独立、多くのスタートアップでCTOや技術顧問を歴任するITスペシャリストであり起業家。2018年にアルスクールを創業。探究学習やモンテッソーリ教育を活用したプログラミング教育を500人以上の子どもたちと実践、テクノロジーを活用した新たな学びの探究者。

●才津 葵(株式会社 math channel 取締役COO)

中央大学法学部政治学科卒、現在は取締役・COOとして戦略企画・営業・広報、バックオフィスを担う。「多様な学びの機会づくりで、多くの人の人生の可能性を広げたい」が個人ミッション。フェリス女学院高校中退後、高卒認定を取得し大学入学した経験を元に、不登校経験者等の学習支援を行う企業の黎明期の立ち上げや採用・広報領域にも参画。

●瀬川 知孝(認定NPO法人カタリバ)

岩手県出身。東京学芸大学教育学部卒。小学校や中高一貫校での教師経験を経て、カタリバに参画し、東京都文京区にある中高生のためのサードプレイス「b-lab(ビーラボ)」の運営に携わる。現在は、不登校の子どもの学びをサポートするプログラム「room-k」の事業リーダーを務める。

●カタリバの不登校支援プログラムに参加する、不登校の子どもをもつ保護者
●カタリバの不登校支援プログラムで子どもの支援に携わるメンバー(支援計画コーディネーター、キッズメンター)

認定特定非営利活動法人カタリバとは

どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。

<団体概要>
設立 :2001年11月1日
代表 :代表理事 今村久美
本部所在地:東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F
事業内容 :高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後学校の運営(宮城県女川町・岩手県大槌町・福島県広野町・熊本県益城町)/災害緊急支援(西日本豪雨、令和元年東日本台風、熊本豪雨)/地域に密着した教育支援(東京都文京区・島根県雲南市・島根県益田市)/困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区)
URL : https://www.katariba.or.jp/

問い合わせ

●取材に関するお問い合わせは下記フォームにご入力ください。
https://www.katariba.or.jp/report/ (担当:カタリバ 広報 高木)

●プログラムに関するお問い合わせは下記迄ご連絡ください。
room-k@katariba.net (担当:カタリバオンライン不登校プログラム 白井)