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認定NPO法人カタリバ (認定特定非営利活動法人カタリバ)

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#一般向け #教員向け

【2/22オンライン開催】探究×学校間連携による個別最適化された学びを考える 〜学校横断型探究プロジェクト報告&トークセッション〜

開催
日時

2022

222(火)22(火)

19:30-21:00

探究活動における個別最適化には協働相手が必要

今年4月から高等学校で実施される新学習指導要領の中心に「総合的な探究の時間」が位置付けられました。生徒ひとりひとりの生き方・あり方と深く結びついたテーマを立て、主体的・対話的に探究をしていく学びが目指されています。この趣旨を実現するためには、「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」が必要であるとされています(※1)。

生徒の多様な興味関心に応じた支援をするためには、それぞれの探究テーマについて深めあえる協働相手となる同級生や先生の存在が重要です。興味関心が共通する生徒同士で議論し合ったり、その領域に詳しい先生が話を助言をくれたりすることが、探究学習を深める力になります。しかしながら、学校におけるそのような出会いは、偶然のめぐりあわせによって決まってしまいます。

学校の中には自分の関心があるテーマについて語り合える同級生の存在や、その分野について相談できる先生がおらず、探究学習を進めることに課題を抱えている生徒がいるはずです。

学校間連携によって学びの資源を共有する「学校横断型探究プロジェクト」

カタリバのマイプロジェクト事務局では、探究学習の個別最適化について課題の大きい小規模校を対象に、学校同士が連携することで学びのサポートを行う「学校横断型探究プロジェクト」を2020年度から実施しています。

探究学習における課題が大きい小規模校

上のような課題は、とくに生徒と先生の人数が少ない小規模な学校において深刻です。
1990年代後半から高等学校の再編整備が進み、1989年に5,523校あった公立高校は2016年に5,029校まで約1割(494校)減少(※2)しています。このような学校の多くは、いわゆる「小規模校」と呼ばれる、生徒数が少ない学校です。

▽事業紹介記事
小規模校同士をオンラインでつなぎ、新たな学びを生む「学校横断型探究プロジェクト」
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/report210702/

複数の学校で連携チームを組み、多様な興味関心からはじまる探究活動をサポートするため、オンライン上で学校横断グループをつくり交流してきました。

写真:活動の様子(「魅力の発信」をテーマに意見交換をする生徒と伴走者)

探究学習における学校間連携の意義とは?

今回のイベントでは2021年度「学校横断型探究プロジェクト」にご参加いただいた先生方より、オンラインでの探究連携に参加をしてみて、生徒や先生方の学びがどう深まったのか、リアルな声をお届けできたらと思います。

またゲストに元文部科学副大臣の鈴木寛さんをお迎えし、「探究学習における学校間連携の意義」を一緒に考えていきたいと思います。

「探究学習」ならびに「個別最適な学び」に興味のある方は、ぜひご参加ください。

イベント概要

日 時:2月22日(火)19:30〜21:00
場 所:web会議システム「Zoom」
申 込:https://forms.gle/uGqz2k2zQCScJM1P9(申込締め切り:2月21日(月)中)
参加方法:お申込みいただいた皆様へ前日までに参加URLをお送りいたします。
参加費:無料

<プログラム>
19:30 「学校横断型探究プロジェクト」概要紹介
19:45  2021年度連携参加校の先生方より実施報告
岩手県立大槌高校、山形県立小国高校、熊本県立小国高校
20:05 トークセッション「探究学習における学校間連携の意義とは?」
ゲスト:鈴木寛さん
20:50 クロージング
21:00 終了

※プログラムは一部変更になる場合がございます
※希望者を対象として、21:00〜21:20にて、2022年度の本プロジェクトへの参加説明会を実施します

<登壇者>
2021年度 学校横断型探究プロジェクト参加校の先生方
・岩手県立大槌高等学校
・熊本県立小国高等学校
・山形県立小国高等学校

<ゲスト>
鈴木寛さん
1964年生まれ。東京大学法学部卒業後、通商産業省に入省。慶應義塾大学助教授
を経た後、国会議員を12年間、文部科学副大臣も2期務める。2015年より文部科
学大臣補佐官を四期務め、アクティブ・ラーニングの導入を推進。2020年度から
始まる新学習指導要領の改訂、40年ぶりの大学入学制度改革に尽力。現在は、東
京大学教授、慶應義塾大学教授、OECD教育2030理事など兼務。
全国マイプロジェクト実行委員会 実行委員長。

認定特定非営利活動法人カタリバとは

どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。

<団体概要>
設立 :2001年11月1日
代表 :代表理事 今村久美
本部所在地:東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F
事業内容 :高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後学校の運営(宮城県女川町・岩手県大槌町・福島県広野町・熊本県益城町)/災害緊急支援(西日本豪雨、令和元年東日本台風、熊本豪雨)/地域に密着した教育支援(東京都文京区・島根県雲南市・島根県益田市)/困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区)
URL : https://www.katariba.or.jp/

問い合わせ

・イベント内容に関する問い合わせは下記へご連絡ください。
t.okizuka@katariba.net(担当:起塚)
・取材ご依頼に関する問い合せは下記フォームよりご登録ください。
https://www.katariba.or.jp/report/(広報担当:高木)

2022年度「学校横断探究プロジェクト」にご参加希望をお持ちの方へ

現在、学校横断型探究プロジェクト2022年度への参加募集を行なっています。
オンライン説明会を行っておりますので、ご興味ある方はぜひご参加ください。

<開催日>
・1月27日(木)18:00~18:45
・2月9日(水)18:00~18:45

<説明会申し込みフォーム>
必要事項を記入の上、お申し込みください
https://forms.gle/GD7TJqnz6irjd1zG6

 


【出典】
※1:文部科学省初等中等教育局教育課程課「学習指導要領の趣旨の実現に向けた個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に関する参考資料」
※2:「高校存続・統廃合が市町村に及ぼす影響の一考察」 三菱UFJリサーチ&コンサルティング