開催
日時
2021
2月28日(日)
17:00-18:30
2011年3月11日に発生した東日本大震災。福島県双葉郡では、地震・津波による大規模な被害に加え、原発事故によって多くの住民がふるさとを失いました。この双葉郡の南端に位置する広野町に、2015年に新設されたのが福島県立ふたば未来学園です。建学の精神は「変革者たれ」。地域も生徒も乗り越えなくてはならない課題を抱える状況のなか、既存の社会システムの形にとらわれず未来を創造していってほしいという思いが込められています。
ふたば未来学園とカタリバの協働は、2016年末頃からその形を模索しはじめ、2017年度からカタリバ職員が常駐、生徒の放課後の居場所として学校近くに「双葉みらいラボ」を開設するなど本格的にスタート。現在では、「双葉みらいラボ」は校舎内に移転されて生徒の生活の中心となり、また、カタリバ職員9名が常駐、教員会議に同席する光景も当たり前のものとして受け入れられるようになりました。
このふたば未来学園は、教育改革の最前線、まさに「未来の学校」の1つの形です。大きな課題に真正面から向き合う福島だからこそ、同校ではこれまでいくつもの先行事例が生まれ、それは学校教育の可能性として日本中の教育関係者から注目を集めてきました。
― 探究学習・プロジェクト型学習への取り組み
― 教育を通じた震災復興・地方創生
― 学校内のサードプレイスの設置
― 地域人材の参画による学びの促進
― コーディネーターの常駐による教育魅力化
― 公立高校とNPOとのコラボレーション
今回のイベントでは、本来なかなか知ることのできない同校の具体的な取り組みと、そこから得られる学びについて、これからの日本の教育現場を担うであろう学生の皆さまに共有できればと考えて企画したものです。広く「将来的に教育に携わりたい」と考えている学生の方であれば、どなたでもご参加いただけます。たくさんの方とお話できればと思っているので、気軽にご参加ください!
<活動の詳細>
▼ふたば未来学園高校支援
https://www.katariba.or.jp/activity/project/futaba_school/
▼双葉みらいラボ
https://www.katariba.or.jp/activity/project/futaba/
<募集中のポジション>
▼双葉みらいラボ 通年インターンシップ
https://www.katariba.or.jp/intern/16164/
イベント概要
●開催日時
2月28日(日) 17:00-18:00
※その後、18:00-18:30で任意参加のインターンシップ説明会も行います
●参加方法
オンライン会議ツール「zoom」を利用する予定です。
お申込みいただいた方へ、ご参加方法をメールにてご案内します。
●こんな人にオススメです
・将来的に教育に携わりたいと考えている学生の方
・教育について学べるインターンを探している方
・放課後の居場所運営に関心のある方
・探究学習、プロジェクト型学習に関心のある方
・震災復興、地方創生、産学官連携などに関心のある方
・教育改革の先行事例について知りたい方
・ソーシャルセクター・NPOに関心のある方
※インターンを希望されない方でも本イベントの参加は大歓迎です!
※今回は、学生の方のみ対象としております。
●内容(予定)
・ふたば未来学園での教育実践について
・質疑応答
●参加費
無料
●イベント参加申込み
ご参加はこちらのフォームから申込みをお願いします。
登壇者紹介
NPOカタリバ 福島県立ふたば未来学園高等学校 学校支援コーディネーター
コラボ・スクール 双葉みらいラボ 副拠点長
横山 和毅
2011年、専修大学文学部を卒業。学生よりカタリ場プログラムにキャストとして関わり、2011年4月に新卒でカタリバへ入社。カタリ場事業部で出張授業「カタリ場」の事業リーダーとして100校以上の首都圏や地方の高校へ届ける。2016年4月よりコラボ・スクール大槌臨学舎へ異動し、運営に従事。2019年からふたば未来学園高校支援を担当。
NPOカタリバ福島県立ふたば未来学園高等学校 学校支援コーディネーター
コラボ・スクール 双葉みらいラボ スタッフ
川瀬 吏恵
三重県出身。愛知県立大学卒。新卒で旅行会社に勤務後、2019年11月より認定NPO法人カタリバへ参画し、学校常駐型サードプレイス「双葉みらいラボ」の施設運営に従事。それ以外にも地域活性を目的とした部活動の支援にも取り組む。学校や地域と協働しながら、放課後の居場所・学びの場づくりを行い、先生でも親でもない立場から「ナナメの関係」として中高生たちの日常に伴走中。