開催
日時
2021
3月11日(木) 〜11日(木)
10:00-15:00
ここは学校。
これからも学びの場所になれたらいい。
3月11日、全国の子どもたちに向けて、被災地・石巻の旧大川小学校から「防災と命の授業」を届けます。
授業を行うのは、大川小学校で当時12歳のお子さんを亡くされた、女川第一中学校元教諭・佐藤敏郎氏。
旧大川小では、東日本大震災で全校児童の7割に当たる
74名の児童と10名の教職員が死亡・行方不明となりました。
多くの犠牲者がでたこの学校を建て壊すのか、残していくのか、
地域全体での長い議論の末に震災遺構として未来へ残していくことが決定し、
この春、防災・減災に関する学びの場として、新しいスタートを迎えようとしています。
もしも、ふたたび大きな災害が起こったら――。
その時、本当に何が必要なのか、どう動くべきなのか。どのように命を守っていくのか。
「”もしも”は、”いつも”の中にある」、佐藤先生はそう語ります。
自分たちがいつも過ごしている家や教室を見渡しながら、
“もしも”に備えて私たちはいま何ができるのか、
佐藤先生と、家族と、友達と、みんなで一緒に考えてみませんか。
旧大川小から全国へ、未来へ繋げていく、防災の授業が始まります。
講師
佐藤 敏郎(さとう・としろう)
1963年、宮城県石巻市生まれ。東日本大震災当時は、宮城県女川第一中学校(現在の女川中学校)に国語科教諭として勤務。
2015年3月退職し、震災当時小学生だった高校生が若者とディスカッションを行う企画「あの日を語ろう、未来を語ろう」を各地で展開。
2016年「16歳の語り部」(ポプラ社)を刊行、「平成29年度 児童福祉文化賞推薦作品」を受賞。
プログラム概要
日時:
日にち:3月11日(木)
時間:第1部 10:00-11:00、第2部 14:30-15:00
環境:
本イベントは、子どもたちのためのオンライン広場「カタリバオンライン」のプログラムとして、web会議システム「zoom」を利用して実施します。
・カタリバオンライン for Kids(小学生向け)の詳細はこちら: https://katariba.online/
・カタリバオンライン for Teens(中高生向け)の詳細はこちら:https://katariba-teens.online/
※カタリバオンライン for Kids(小学生向け)は通常有料でプログラムを配信しておりますが、今回の震災10年特別プログラムのみ無料でご参加いただけます。
参加対象:
・様々な事情により自宅で過ごす全国の小学生、中学生、高校生
・全国の小学校、中学校、高等学校、またはフリースクール等の子どもの居場所を運営されている組織(防災学習の一環としてぜひご利用ください)
プログラム:
【第1部】命の授業「”もしも”は、”いつも”の中にある」
10:00 授業スタート
10:05 旧大川小の敷地内から中継
10:20 ディスカッション「あのとき、もし自分だったらどうする?」
10:35 防災について考えるワークショップ
11:00 終了
【第2部】被災地・女川からの中継と黙とう
14:30 女川の献花台から中継
14:46 黙祷
14:47 感じたこと、考えたことを共有
※プログラムは現地の状況等により変更になる場合がございます。
※佐藤敏郎先生による授業は第一部のみで、第二部には登壇しませんのでご留意ください。
申し込み:
※お申込みは締め切りました(3/8 23:59)
お問合せ
■イベントに関するお問い合わせ
pr-team@katariba.net(担当:高木)
■取材に関するお問合せ
取材依頼フォーム:https://www.katariba.or.jp/report/
メールアドレス:pr-team@katariba.net(担当:田中)