開催
日時
2020
6月29日(月)
19:00-21:00
カタリバ大学116講
未来の学校のつくりかた
2020年6月29日(月)19:00~21:00
カタリバ大学116講「未来の学校のつくりかた」
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無料のオンラインイベントです
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5つの「未来の学校」をルポルタージュした
税所篤快さんの新著『未来の学校のつくりかた』を学ぶ
カタリバ大学をオンラインで開催します。
開催にあたり、著書に登場する
NPOカタリバ/岩手県大槌町教育専門官の菅野さんも招待します。
こんなときオンラインって便利です。
新著を片手に、オンラインで集まりましょう。
■発刊にあたって(税所篤快さんFacebookより)
「思っていたよりも、ずっと早く2030年が来てしまいそう」
コロナ危機に直面し、僕はそう感じていました。
今回発刊する「未来の学校のつくりかた」は、
「2030年に理想の学校をつくる!」というテーマで、
5年をかけて日本各地の「教育界の挑戦事例」を訪ね歩いたルポルタージュです。
本書には、10年後を見据えた5組のリーダーたちが登場します。
今回のコロナ危機は、10年分の変化をまとめてタイムマシンに乗せて、
私たちの前に運んできてしまうのではないか……
せっかちな僕は、そんな風に考えて、心がざわざわしていました。
しかし、この本の制作の最終段階で、
今まで書いてきた内容を幾度となく読み返すうちに、
捉えどころのない焦りはだんだんと収まっていきました。
(中略)
この本で紹介する5つの教育現場は、
まったく異なる特徴を持っています。
たとえば、第1章の大空小学校は、
普通と特別の垣根をなくした公立校の実践談。
一方、第2章の杉並区の物語は行政の視点から、
何十校と跨った教育政策の話に及びます。
第3章のN高等学校は、テクノロジーを駆使した
デジタルな学校づくりを推し進めています。
一方、第4章のサムライ学園は、人と人とのぶつかり合いを重視した
超アナログな教育を展開しています。
そして第5章で取り扱うのは、
東日本大震災によってあらゆる資源を失った岩手県大槌町の教育復興の物語です。
それぞれ場所も状況も全然違うにもかかわらず、現場の様子を知れば知るほど、
実は5校とも同じことを実現しようとしているように感じられました。
それはどの物語も、
「主語を子どもたちに据えること」
「学ぶ場は一人ひとりがつくっていくもの」
「失敗したら、やり直せばいい」
といった、共通した価値観を根底に持っているからです。
こうした価値観が揺るぎない足場となっているからこそ、
彼らは目的を見失わずに、変化し続けられるのだと思います。
(中略)
危機に直面した今こそ必要なのは、変化への強要ではなく、
心穏やかに変化を受け容れるための、寄って立つ足場です。
その足場とは、一体どういうものなのか。
先輩たちはどんな失敗を噛みしめ、何を足場として、
何を失わないために、挑戦を続けてきたのか。
それを真摯に記録して次の世代につなぐことが、
この本の存在理由なのだと、僕はあらためて感じています。
(後略)
文責:カタリバ大学事務局 今村亮
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お申し込みはこちら
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概要
●日時
2020年6月29日(月) 19:00~21:00
●場所
ZOOM
URLはお申込いただいた方にメールでご連絡します。
事前にZOOM接続のご準備をお願いします。
※利用方法の参考:https://zoomy.info/manuals/sanka/
●こんな人におすすめ!
・教育に関心がある学生・高校生
・新しい実践事例に関心がある先生方・教育関係者
・5つの事例に関心がある方
(大阪市立大空小学校、杉並区、N高等学校、サムライ学園、岩手県大槌町)
・その他、教育について語りたい方
●ゲスト
・税所 篤快さん
国際教育支援NPO e-Education創業者
1989年生まれ、東京都足立区出身。早稲田大学教育学部卒業、英ロンドン大学教育研究所(IOE)準修士。
19歳で失恋と1冊の本をきっかけにバングラデシュへ。同国初の映像教育であるe-Educationプロジェクトを立ち上げ、最貧の村から国内最高峰ダッカ大学に10年連続で合格者を輩出する。同モデルは米国・世界銀行のイノベーション・コンペティションで最優秀賞を受賞。五大陸ドラゴン桜を掲げ、14ヵ国で活動。未承認国家ソマリランドでは過激派青年の暗殺予告を受け、ロンドンへ亡命。現在、リクルートマーケティングパートナーズに勤務、スタディサプリに参画。同社では珍しい1年間の育児休業を取得した。著書に『前へ! 前へ! 前へ! 』(木楽舎)、『「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう』(飛鳥新社)、『突破力と無力』(日経BP)など多数。
・菅野祐太さん
NPOカタリバ 大槌町教育専門官
2009年、早稲田大学教育学部を卒業。同年、リクルートキャリアに入社。 祖父母宅が岩手県陸前高田市にあった縁もあり、東日本大震災を機に、2011年9月からコラボ・スクール大槌臨学舎の立ち上げに従事。一時、リクルートキャリアに戻るも、2013年4月から、大槌臨学舎の統括担当として勤務。2018年4月より大槌町教育専門官として、他の自治体では類を見ないNPOから行政で勤務。2019年4月より大槌高校魅力化推進員として高校に常駐。
●モデレーター
・寺脇研さん(カタリバ大学 学長)
・赤木亮太(公立小学校教諭/カタリバ大学 運営事務局)
●運営事務局
今村亮、宮本、松山、松本、赤木
●持ち物
事前に著書をご一読いただけると、より楽しめる会になっております。
『未来の学校のつくりかた: 5つの教育現場を訪ねて、僕が考えたこと』税所篤快
https://www.amazon.co.jp/dp/4865605231/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_Auj2EbNZ5Q3C3
●定員
100名
●タイムテーブル(予定)
18:55- ZOOM接続開始
19:00- 開始
19:10- ゲストトーク(税所篤快さん)
20:00- クロストーク(税所さん✕菅野さん✕寺脇さん)
20:50- クロージング
21:00- 終了
●お申込
こちら
●主催団体
認定特定非営利活動法人カタリバ
●お問い合わせ
ご意見、ご質問などはFacebookから頂戴できるとありがたいです。
特に当日のZOOM接続に関するお問い合わせなどは、
少ない人数で運営しているもので、メールだと返信が遅れがちです。
https://www.facebook.com/events/537981826864176/?active_tab=discussion