開催
日時
2020
2月25日(火)
20:00~21:30
シゴト場とは?
NPOカタリバはどんな環境に生まれ育った10代も意欲と創造性を育める未来を目指して、全国各地で地域ごとの課題やニーズと向き合い活動しています。イベント「シゴト場」は、そんなカタリバの活動現場最前線について、実際に働くスタッフからやりがいや具体的なチャレンジについてお伝えするトークイベントです。
カタリバの採用へのエントリーを考えている方はもちろん、いつか社会課題を解決する仕事に挑戦したい方や、どんな仕事なのか興味があるという方まで、幅広くご参加いただけます!
*今回のシゴト場はオンライン開催です。
シゴト場vol.4
東北の次の10年を教育でつくる仕事
2011年3月11日。
東日本大震災が発生したあの日から、間もなく9年が経とうとしています。
「子どもたちを支える機能さえあれば、
この東北から、誰よりも強く、そして優しい
未来のリーダーが生まれるはず」
そう信じて震災直後から、震災の悲しみを強さに変えるために、子どもたちの心のケアと、可能性を広げる機会と出会いを届ける居場所を運営してきたNPOカタリバ。9年間の間に新しい教育のカタチをいくつも生んできました。
行政や学校や地域とコラボレーションし生まれる新しいサードプレイス。町の教育政策の根幹に深く関わる教育行政のハンズオン支援。ICTを活用した学習の個別最適化の促進。地域や身の回りの課題をテーマに自らプロジェクトを立ち上げ実行する実践的な探究学習「マイプロジェクト」という国の教育改革を先取りした取り組みは、東北で生まれ、今や全国に広がっています。
今回のシゴト場は、そんな東北事業を牽引してきた2人のリーダーが登壇します。
1人は2013年に総合コンサルティングファームからカタリバに転職し、宮城県女川町での活動を中心に推進してきた渡邊洸。現在は東北事業全体の経営企画やマイプロジェクトを東北で広げていく取組みの責任者である渡邊は、岩手県北上市の出身。東北のためにという想いが誰よりも強く、「東北の後輩たちのために」東北の複数拠点を行ったり来たりしながら、震災復興の次のフェーズをどうつくっていくか、企画構想しています。
もう1人のリーダーは、2011年に当時在籍していた大企業を休職し、カタリバの岩手県大槌町での取組みを立ち上げた菅野祐太。一度復職し、平日は東京で働き週末に東北で活動する生活を送るも、もっと東北のために仕事がしたいと、2013年にカタリバに転職し大槌町へ。カタリバ職員でありながら、教育専門官として教育委員会にも籍を置き、町の教育大綱づくりを推進するなど、大槌町の教育の未来をつくろうと奮闘してきました。現在は大槌高校に常駐し、教育魅力化の推進を引っ張っています。
東北に自分の人生をかけて関わろうと覚悟を決めたリーダー2人に、「これまで」の東北支援の現場で起こったこと、復興の次のフェーズに入ろうとする「これから」の東北に必要な教育の取組みについて、語ってもらいます。
カタリバでは、東北から日本一の教育モデルを生み出そうという想いに共感し、ともに挑戦してくれる、『事業企画・推進リーダー』を募集しています。「東北×教育」の仕事に関心のある方は、ぜひこの機会に参加してください。また東北への関心でなくとも、ビジネスセクターからNPOに転職してきた2人の話を聞いてみたい方や、すぐには転職を考えていない方のご参加も歓迎です。
*今回のシゴト場はオンライン開催です。
イベント概要
●日時
2020年2月25日(火)20:00~21:30
●参加方法
オンライン会議ツール「zoom」を利用する予定です。
お申込みいただいた方へ、ご参加方法をメールにてご案内します。
*カタリバ本部事務所などでは参加できませんのでご注意ください。
●こんな人にオススメです
・中高生のキャリア教育や探究的な学習に関心がある方
・教育の政策づくりに上流から関わりたい方
・復興の「その先」の東北の発展に貢献したい方
・社会課題の解決を仕事にしたい方
・ソーシャルセクター・NPOへの転職に関心がある方
*すぐには転職を考えていない方のご参加も歓迎です。
●内容(予定)
・事業、仕事紹介
・質疑応答 ほか
●登壇者紹介(五十音順)
NPOカタリバ 大槌高校魅力化プロジェクト責任者
大槌町教育委員会 教育専門官
菅野祐太
2009年、早稲田大学教育学部を卒業。同年、リクルートキャリアに入社。 祖父母宅が岩手県陸前高田市にあった縁もあり、東日本大震災を機に、2011年9月からコラボ・スクール大槌臨学舎の立ち上げに従事。一時、リクルートキャリアに戻るも、2013年4月から、大槌臨学舎の統括担当として勤務。2018年4月より大槌町教育専門官として、他の自治体では類を見ないNPOから行政で勤務。
Interview:https://www.katariba.or.jp/recruit/interview04/
Kataribapeople:https://www.katariba.or.jp/outline/member/13650/
NPOカタリバ 東北経営企画・女川向学館責任者
東北マイプロジェクト事務局長
渡邊洸
1983年生まれ。岩手県北上市出身。北海道大学公共政策大学院修了。 地域資源を活用したまちづくりについて学んだ後、地方自治体の行政改革、業務改善を支援。以前より地元へ戻ることを考えていたが、東日本大震災からの復興を支援することが先決と考え、2013年2月より女川向学館で東北の後輩たちの学びを支援する。東北各地に必要とされるような、まちと連携した新しい学びの形を作るべく奮闘中。
Kataribapeople:https://www.katariba.or.jp/outline/member/13656/
●司会進行紹介
NPOカタリバ 採用担当
菊地麻子
1983年名古屋市生まれ。南山大学外国語学部卒。新卒で大日本印刷株式会社に入社し、法人営業、事業開発に携わる。社内でキャリア研修などを企画・実施したことをきっかけに若者へのキャリア教育の必要性を実感、2013年カタリバに転職。広報・ファンドレイジング部を経て、採用・キャリア開発を担当。JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。
●お問い合わせ先
認定NPO法人カタリバ 経営管理本部 菊地
メール:saiyo@katariba.net
イベント関連の募集職種
■中途採用/東北経営企画
(勤務地:宮城県女川町)
教育を通して東北復興の「その先」をつくる事業企画・推進リーダー
■中途採用/マイプロジェクト東北事務局
(勤務地:宮城県女川町)
東北の高校生の探究学習を加速させる企画運営メンバー
■中途採用/ふたば未来学園高校支援
(勤務地:福島県双葉郡広野町)
イノベーターを育てる学校支援・企画コーディネーター