私たちは、信じています。
繊細で多感な思春期に、
多様な人と
出会い・語り・悩み・学ぶこと。
「こんな風になりたい」という
憧れを見つけること。
そのすべてが、未来をつくりだす
意欲と創造性になることを。
しかし、社会の分断と格差が進み、
生まれ育った環境や受けた教育によって、
「きっかけ格差」が広がっています。
たくさんのものを失った被災地の子も、
貧しい家庭環境の中で夢を諦めた子も、
日々ただボンヤリと過ごす子も。
どんな環境に生まれ育っても、
未来をつくりだす意欲と創造性を
育めるように。
NPOカタリバは2001年から、
学校に多様な出会いと学びの機会を届け、
社会に10代の居場所と出番を
つくるための活動に
取り組んでいます。
どんな環境に生まれ育っても、
未来をつくりだす力を育める社会
意欲と創造性をすべての10代へ
KATARIBA Philosophy
NPOカタリバの理念について予測不能な変化が起こる時代。
自ら未来をつくりだす「意欲と創造性」が
すべての子どもたちに必要です
しかし、そもそも日本の10代は
自己肯定感が低く、自分に自信がなく
意欲を持てていません
自分は価値のある人間だと思う「そうだ」「まあそうだ」と回答した者の割合
※高校生の心と体の健康に関する意識調査報告書
-日本・米国・中国・韓国の比較-
平成30年3月 独立行政法人国立青少年教育振興機構
さらに、生まれ育った環境によって
「きっかけ格差」が広がっている日本社会
身近に年の近い先輩が
いないことで思い描ける
進路選択が限られる
災害で日常を奪われ、
心身ともに疲弊し
未来への夢や希望が持てない
経済的な理由で
進学や夢を諦めたり
やりたいことができない
複雑な思春期にある10代を育むことを
親と学校だけで背負う限界が訪れています
大事なことほど親に話さない思春期の世代特性。
教員の負担は増え多忙化が深刻な問題に。
親と教員が全てを把握し子どもたちを支えることは難しい。
自己責任論で片付けず、親と学校に丸投げせず。
きっかけ格差を超えて、
すべての10代が意欲と創造性を育める
新しい当たり前を目指して、
NPOカタリバは活動しています。
About Reason
活動の背景についてNPOカタリバは4つのテーマを掲げて
サービスを開発しながら、
学校に多様な出会いと学びの機会を届け、
社会に10代の居場所と出番をつくることを
目指した活動に、全国で取り組んでいます。
Theme_01
10代の日常を探究に
やりたいこと・知りたいことに溢れた毎日を、10代が過ごせるように。
探究テーマとの出会いやヒントとなるきっかけを、学校・放課後・地域に仕掛けるサービスを開発しています。
Service of “DISCOVER”
Theme_02
逆境から未来をつくる
心の安心安全基地が、前に進むための土台となる。家庭環境など何らかの課題や事情を抱える10代に、
心の安心を届けるための居場所づくりやプログラムなどのサービスを開発しています。
Service of “RESILIENCE”
Theme_03
未来の学力をいなかから
田舎で生まれ育つからこそ、意欲と創造性を育むチャンスがある。
田舎ならではの豊かな人間関係や文化や美しい自然を、教育資源と活かしながら、
世界とつながる新しい教育環境をつくろうと、地域オリジナルの教育サービスを開発しています。
Service of “GLOCAL”
Theme_04
災害の悲しみを強さへ
災害によって夢を諦める子どもたちを生まないために。起こった場所・災害の規模や状況によって、
必要な支援のあり方と期間を、教育行政や学校と協議を行いながら決定し、
リソースを集めて被災地の教育支援活動に取り組みます。
Service of “POSTTRAUMATIC GROWTH”
About Activity
NPOカタリバの活動について子どもたちが日常的に訪れる場所の運営は、
現在全国6拠点。(2022年5月時点)
本部事務所を加えた7拠点から様々な
サービス・プロジェクトがうまれています。
#コラボ・スクール
#ラーニングセンター
#青少年プラザ
#カタリバ本部
NPOカタリバには、独自の強みが
3つあります。
1
親や教員(タテ)、同級生の友だち(ヨコ)とは違った
“一歩先を行く先輩”という、
10代の内発性に火を灯すナナメの関係。
この新たな関係を、すべての活動の軸としている。
2
10代の意欲と創造性を育むための5つのSTEP。
ステップごとに日々点検しながら
サービスを改善・進化させている。
3
個人の成長と、働く喜びを感じる当たり前を支える
「働きがいあふれるチームの力」を軸に、
個人も組織も進化し続ける組織文化。
Read More
NPOカタリバの強みついてKATARIBA Youtube Channel
Youtubeチャンネルでもっと見る2022年度(2022年9月1日~2023年8月31日)の
活動実績です。
1,020人のボランティアキャストが
5,408人の生徒へ
「ナナメの関係による本音の対話」を届けました。
894人の東北の小中高生に、
「未来を思い描く力」を届けました。
中高生の秘密基地を
3,467人が利用しました。
全国の高校生71,029人が
マイプロジェクトに
挑戦しました。
不登校の小中高生95人に、
安心できる場と学びの機会、
社会とのつながりを届け、
保護者103人に寄り添いました。
困難を抱える子どもたち239人に、
学習や食事、体験活動を届け、
自立する力を育みました。
外国ルーツの高校生たち193人の
学びに伴走しました。
大槌高校魅力化プロジェクト
大槌高校の生徒229人に
復興を担う人材となれるような
探究的なカリキュラムを届けました。
カタリバオンライン for Teens
オンラインによる対話と
創造的な学びの機会を、
全国の高校生1,644人に届けました。
豪雨で被災したのべ240人の子どもたちに、
のべ18人のボランティアと共に
「安心して過ごせる居場所と学びの場」
を届けました。
相談チャット
オンライン無料相談を通じて
1,573人の保護者の悩みに
寄り添いました。
ユースセンター起業塾
10代のための場づくりを
全国22道県33団体と行い、
3,363人の子どもたちに
居場所を届けました。
ヤングケアラーを含む生活困窮世帯の
全国480人の子どもたちと
その保護者420人に、
オンラインによる伴走支援と
学びの機会を届けました。
不登校の小中高生158人を
オンラインでの学びの機会につなぎ、
その保護者139人に寄り添いました。
全国103校の中高生28,718人に、
「校則を主体的に見直す対話の機会」を
届けました。
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活動実績を詳しく見る桜子さん / 岩手県大槌町
大槌臨学舎はただ勉強をするだけの場所じゃなくて、色んな人と関わることができて、やりたいことが見つかる場所だと思います。「この人みたいになりたい」という憧れの人が見つかって、どんどんやりたいことが明確になっていきました。震災がなければ、大切なものはなにも失うことはなかったし、こんなにつらい思いをすることはなかったけど。でも、震災があって大槌町に臨学舎ができて、支援してくれる方々がいたから、大切なものを得ることができたんだと思います。
Read Moreはんなさん / 東京都文京区
もらったものが多すぎて、感謝しきれないです。メンタルも考え方もすごく成長できたし、いつも真剣に話を聞いてくれて、ちゃんと考えてくれて。自分が頑張ってることを認めてくれるので自信がついて、落ち込んでる時や嫌な時も「もうちょっとがんばろう!」と。折れない心をつくってもらいました。だから、大学生になったらb-labのスタッフをやって、自分がもらったものを返しに来たいなって思っています。
Read MoreRead More Interview
インタビューをもっと見る名称
認定NPO法人カタリバ
(認定特定非営利活動法人カタリバ)
本部
〒164-0001 東京都中野区中野5丁目15番2号
地図・アクセス
設立
2001年11月1日
(2006年9月21日に法人格取得)
役員
代表理事 / 今村久美
常務理事 / 鶴賀康久
事務局長 /渡邊洸
理事 / 酒井穣、中原淳、山内幸治
監事 / 神山晃男、中山龍太郎敬称略、五十音順
職員数
職員数 157名(うち正職員124名) (2024年6月現在)
More Information
団体概要を詳しく見る2020年1月
KAIKA Awards 2019「特別賞」
2016年12月
平成28年度 未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー「内閣総理大臣表彰」
2014年4月
第2回日経ソーシャルイニシアチブ大賞「東北部門賞」
2014年3月
第17回地球倫理推進賞(国内活動部門)・文部科学大臣賞
2010年9月
2010年度 グッドデザイン賞
2009年6月
内閣府・男女共同参画「チャレンジ賞」
2008年12月
日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2009 キャリアクリエイト部門
Prize & Media
受賞歴とメディア掲載生まれ育った環境や災害など、様々な要因で
苦しい思いをしている子どもたちが
たくさんいます。
そんな子どもたちに、志ある方からの
ご寄付によって学びの機会を届けています。
子どもたちの未来を、
あなたの寄付で応援してくださいませんか?
毎月1,000円~継続的にご寄付をいただく
「NPOカタリバサポーター」を募集しています。
ご都合の良い時に、
ご自由な金額・回数でのご寄付もございます。
KATARIBA Supporter
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育むためには、あなたの力が必要です。
お金でのご寄付に加えてイベント参加や
ボランティアなど、様々な関わり方があります。
私たちと一緒に、どんな環境に生まれ育っても
未来はつくれる社会を創りましょう。