0120-130-227(平日9:30-16:00)
NHK・朝日新聞・産経新聞・TIMESなどに掲載
日経ソーシャルイニシアチブ大賞「東北部門賞」など多数受賞
10,000の個人/企業からご支援いただいています
「勉強したいのに、できない・・・」
生まれ育った家庭や地域のために、苦しい思いをしている子どもたちが、この日本にもいること、ご存知ですか?
5人きょうだいの長女として生まれたさくらさん(仮名)も、その一人。
小学生の頃に両親が離婚し、幼い弟2人と妹2人合わせて、子どもたちは全員お父さんに引き取られました。
しかしその後、お父さんは重い病気にかかり、それが原因で仕事を失ってしまいました。家計はひどく苦しくなり、6人家族の三食を満足にまかなえない状況でした。
夏になるとクーラーのない自宅は蒸し暑く、幼いきょうだいたちもいるため、勉強どころではありません。家計が苦しいので、周りの友達のように塾に行くことも、 もちろんできませんでした。
だんだん自信もなくなり「自分は何もできない人間だ」と思うようになりました。
「将来に希望を持つ」「夢を描く」・・・本来10代が当たり前に持てるはずの感覚も、当時のさくらさんには程遠いものでした。
そんなとき、さくらさんのお父さんがある案内を見つけました。それは、無料で通える『放課後学校』の案内でした。
「お腹いっぱい食べて勉強できるなら・・・」
「クーラーの効いた部屋なら集中できる!」
多少の迷いはあったものの、さくらさんはその放課後学校へ通い始めました。
そこには、自分と似たような環境で育ち、同じ悩みを持つ中学生がいました。親身になって話を聞いてくれる、NPOスタッフやボランティアのお兄さん、お姉さんもいました。
「毎日の夕食が楽しみで、着いたらまずは献立てチェックしてます」
「みんなとテーブルを囲んでご飯をお腹いっぱい食べると、幸せな気持ちになって勉強も頑張れる!」
毎日放課後学校に通うようになったさくらさんは英検3級に合格、学校の英語のテストでも100点が取れるようになりました。
「将来は、得意な英語を生かして海外で活躍したい」
自分に自信を持つことができたさくらさん。
今ではこんな夢を描き、高校進学に向けて勉強を頑張っています。
さくらさんだけでは、ありません。日本全体でも、子どもたちの7人に1人が「貧困」。
ひとり親家庭では、2人に1人に及びます。
※厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査」より
「母子家庭のため、進学をあきらめた・・」
「アルバイトに追われ、高校を中退してしまう」
「親のDVや病気などに苦しみ、学校にさえ毎日通えない」
「勉強する機会を奪われた子どもたちを、サポートしたい!」
そんな想いのもと、私たちが始めたのが無料の放課後教室です。
「続ける」「分かる」などの小さな成功体験を重ねながら、学習習慣を形成するための「自習室運営」などを実施しています。
スタッフとの対話を通した関わりを通じて、心の基盤となる安全基地としての居場所を提供し、状況に応じて段階的な支援を行います。
ものづくり・スポーツ・音楽・家庭菜園など、子どもたちに多様な体験機会を届けるための企画を実施します。
日本中の子ども達が、生まれ育った環境や家庭などの格差によって、
夢や可能性を閉ざされてしまうことが決してないように、活動しています。
困難な環境にいる子ども達に、私たちが学習支援を始めたのは2011年。
東日本大震災が、きっかけでした。
「震災のせいで、夢をあきらめた」
「希望の学校に、進めなかった」
そんな思いを抱かせないために、放課後の学校をスタートしました。
宮城県女川町と岩手県大槌町で放課後学校を開校
小学生から高校生まで約300名が放課後に通学
通うのは、津波で家を流され狭い仮設住宅に住むなど、学ぶ場を失った子どもたち。
英語や数学など勉強を教えるとともに、震災で傷ついた心のケアを行ってきました。
大槌臨学舎 卒業生高木桜子
2016年の熊本地震を受け、被害の最も大きかった益城町の子どもたちへの教育支援も始めました。
中学校の教室で放課後に中学1〜3年生の学習をサポートしています。
熊本益城町、テスト前の勉強会の様子
高校生に勉強を教えるボランティア
同じ年7月から、「貧困」「学力」などの課題解決のための活動を、足立区で開始しました。
どんな環境で生まれ育った子ども達も、希望をもって未来を描くことは許されるはず。
日本中の子ども達が、生まれ育った環境や家庭などの格差によって、可能性を阻まれることが決してないように、活動しています。
一人でも多くの子ども達に、チャンスを与えていきたい。
そのためのネックは、資金です。
生徒2人に1ヶ月間、授業を届けられます
生徒8人に1ヶ月間、食事を提供できます
放課後学校で1ヶ月間、学生スタッフ約10人が子どもをサポートできます
これまでの活動のなかで私たちが確信したのが、あらゆる子ども・若者は無限の可能性をもつということ。
震災によって母親を失いながらも、奨学金で大学に進学した女子生徒。
「津波で流されたふるさとを、再興したい」と立ち上がった高校生たち。
不登校から「やっぱり勉強をしたい」と高校に戻った生徒。
もし「こんな大人になりたい!」と憧れるきっかけや、その希望を叶えるため努力し続けられる学習機会さえあれば。
困難を乗り越えて、この社会を生き抜いていける力を、子ども達は身につけていきます。
あなたの寄付で、子ども達が未来を切り開くチャンスを与えてください。
私たちが目指すのは、「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会」。
その実現のため「意欲と創造性をすべての10代へ」というミッションを掲げ、活動しています。
貧困や不登校、災害など困難さを抱える10代に
困難や課題を抱えた子どもたち、被災地の子どもたちを、居場所づくりや学習支援で支えます
多様な出会いや機会が少ない地方に住む10代に
地方ならではの豊かな人間関係や自然を教育資源として活かし、オリジナルな教育を提供します
自己肯定感が低く意欲を持てない10代に
やりたいことや知りたいことに出会うヒントやきっかけを届けます
名称 | 認定NPO法人カタリバ |
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本部 | 東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F TEL:0120-130-227 FAX:020-4665-3239 |
設立 | 2001年11月 (2006年9月に法人格取得) |
役員 | 代表理事 今村久美 常務理事/事務局長 鶴賀康久 理事 酒井穣、中原淳、山内幸浩、岡本拓也 監事 久保田克彦、中山龍太郎 |
職員 | 112名(2018年4月現在) |
震災の体験を、“悲しみ”から“強さ”へ変えるために
認定NPO法人カタリバ
代表理事 今村久美
たった一瞬で、慣れ親しんだ町並みが壊れ、あるいは家族もいなくなる。
そして、避難所や仮設住宅など、全く新しい環境で、もしかしたらこれまでとは違う人たちと暮らしていかなければならない…このように苦しく辛い試練を経験した子どもたちが、もしそれを乗り越えたなら、誰よりも強く、そして優しくなれるはずです。
この子どもたちから、10年後の日本にイノベーションを起こしてくれるリーダーが生まれると、私たちは信じています。
私たち大人の役目は、悲しみを強さへと変える「学習機会」を作ってあげることです。
これまでに、約10,000人の個人・企業のみなさまからご支援をいただきました。
佐治さん
「どんな環境に生まれて育っても、未来をつくりだす力を育める社会」を実現するために。
私たちはサポーター会員の皆さまを、毎月のご寄付を通して、子どもたちの未来をつくっていく仲間と考えています。
ご寄付は、認定NPO法人カタリバの教育活動全般に、使用させていただきます。
プログラム活動費の内訳
■ 66.9% 貧困や不登校、災害など困難さを抱える10代へ
■ 17.6% 自己肯定感が低く、意欲を持てない10代へ
■ 5.4% 多様な出会いや機会が少ない、地方に住む10代へ
生徒へのアンケート
保護者へのアンケート
子ども達が大人へと成長する、大切な時期。一日一日の学びが、将来にとって貴重です。
あなたの想いを今すぐ行動へと、一歩を踏み出してくださるのを、心からお待ちしております。
P.S.
このページをご覧になって、私たちの活動にご共感いただきつつも、迷っている方もいらっしゃると思います。そのような方は、まずは1000円からご寄付のお申し込みをいただけますでしょうか?
ご寄付をいただいた方には、活動報告書など郵送でお届けしますので、もし私たちの活動が支援に値しないようでしたら、その時点で翌月以降のご寄付はストップいただいて結構です。
これからも支援したいと思っていただけたら、ぜひそのまま翌月以降もご支援いただければ幸いです。
すべての子ども・若者が、希望をもって未来を思い描ける社会に向けて、あなたも一歩を踏み出してくださることを、心より楽しみにお待ち申し上げております。
※退会・休会はご自由にいただけます。メール・電話でご都合よいときにご連絡をください。退会のご連絡をいただかない限りは、毎月自動更新とさせていただいています。
ご寄付に関するよくいただくご質問はこちらにまとめています。お問い合わせ前にご確認ください。
Tel: 0120-130-227(平日9:30-16:00)※次のページは、当団体が認めているキャンペーンです。https://gooddo.jp/