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2016年4月14日、21時26分から始まった地震。
それから何度も続いた余震により、子ども達が生まれ育った家や学校は傷みつけられ、避難生活を余儀なくされました。
地震直後、街に散乱していた瓦礫
放課後、居場所がなくベンチに座る中学生(2016年春)
「自宅は”赤紙”を貼られてしまったので今は家の敷地内にある空手道場で生活をしています。」
「テレビを見ている家族の横で勉強するのは正直集中できない。でも”消して”とは言えない。」
震災後に熊本県益城町で出会った、高校受験を控える中学三年生の男の子の声です。
「テレビ消して」その一言さえ言えない。
狭い避難所や仮設住宅での生活を余儀なくされる子供たちは、大人が想像する以上に気を遣い、勉強することもままならない状況が3年続いてきました。
「震災のせいで、夢をあきらめた」
「希望の学校に、進めなかった」
私たちカタリバは、小学生から高校生まで学習サポートや心のケアを行う、認定NPO法人です。
2016年4月に発災した熊本地震から3年が経ちます。ですが、県内では7,746世帯が仮設住宅に住み続けることを余儀なくされております。
また、熊本県の調査によると、1,289人の児童生徒が熊本地震の影響で心のケアが必要と判断されています。
生徒の中には「心が重く、学校の教室に入れない」と言う中学生もいます。
子どもたちが夢を諦めないように、あなたも寄付で応援ください!
2016年8月、熊本地震で被災した子どもたちのために、仮設住宅の集会所にて、放課後の学習支援“等”を始めました。
中学校の教室を借りて、英語や数学など勉強を教えるとともに、分からないところを個別に指導。子ども達が安心して勉強できる、「居場所」を作っています。
中学1年生から3年生まで、70名が参加。今まで、のべ1,300名の中学生に支援を届けました。
幾度もの地震や避難生活でストレスのたまった心をケアする役割も担っています。
礒部 晏さん木山中学校卒業生
私たちは2011年7月から東北の被災地で、放課後学校を続けてきました。
「家も教科書も流されたけど、応援してくれる人がいたからがんばりたいと思えた」
「前は保育士になりたかったけど、病院で働く姿がかっこよくて、震災後、薬剤師を目指すことにしました」
「ここで集中して勉強して、消防士になる夢を叶えたい」
つらい体験をバネに、夢を抱くようになった子ども達を送り出してきました。
熊本では、2019年4月より、地元大学と連携して、仮設住宅での学習支援を続けます。
地元の大学生が“復興の担い手”となっていくことを、カタリバはサポートしていきます。
一人でも多くの子ども達に、チャンスを与えていきたい。
そのためのネックは、資金です。
生徒2人に1ヶ月間、授業を届けられます
生徒8人に1ヶ月間、食事を提供できます
放課後学校で1ヶ月間、学生スタッフ約10人が子どもをサポートできます
これまでの活動のなかで私たちが確信したのが、あらゆる子ども・若者は無限の可能性をもつということ。
震災によって母親を失いながらも、奨学金で大学に進学した女子生徒。
「津波で流されたふるさとを、再興したい」と立ち上がった高校生たち。
不登校から「やっぱり勉強をしたい」と高校に戻った生徒。
もし「こんな大人になりたい!」と憧れるきっかけや、その希望を叶えるため努力し続けられる学習機会さえあれば。
困難を乗り越えて、この社会を生き抜いていける力を、子ども達は身につけていきます。
あなたの寄付で、子ども達が未来を切り開くチャンスを与えてください。
私たちが目指すのは、「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会」。
その実現のため「意欲と創造性をすべての10代へ」というミッションを掲げ、活動しています。
貧困や不登校、災害など困難さを抱える10代に
困難や課題を抱えた子どもたち、被災地の子どもたちを、居場所づくりや学習支援で支えます
多様な出会いや機会が少ない地方に住む10代に
地方ならではの豊かな人間関係や自然を教育資源として活かし、オリジナルな教育を提供します
自己肯定感が低く意欲を持てない10代に
やりたいことや知りたいことに出会うヒントやきっかけを届けます
名称 | 認定NPO法人カタリバ |
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本部 | 東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F TEL:0120-130-227 FAX:020-4665-3239 |
設立 | 2001年11月 (2006年9月に法人格取得) |
役員 | 代表理事 今村久美 常務理事/事務局長 鶴賀康久 理事 酒井穣、中原淳、山内幸浩、岡本拓也 監事 久保田克彦、中山龍太郎 |
職員 | 112名(2018年4月現在) |
震災の体験を、“悲しみ”から“強さ”へ変えるために
認定NPO法人カタリバ
代表理事 今村久美
たった一瞬で、慣れ親しんだ町並みが壊れ、あるいは家族もいなくなる。
そして、避難所や仮設住宅など、全く新しい環境で、もしかしたらこれまでとは違う人たちと暮らしていかなければならない…このように苦しく辛い試練を経験した子どもたちが、もしそれを乗り越えたなら、誰よりも強く、そして優しくなれるはずです。
この子どもたちから、10年後の日本にイノベーションを起こしてくれるリーダーが生まれると、私たちは信じています。
私たち大人の役目は、悲しみを強さへと変える「学習機会」を作ってあげることです。
これまでに、約10,000人の個人・企業のみなさまからご支援をいただきました。
佐治さん
「どんな環境に生まれて育っても、未来をつくりだす力を育める社会」を実現するために。
私たちはサポーター会員の皆さまを、毎月のご寄付を通して、子どもたちの未来をつくっていく仲間と考えています。
ご寄付は、認定NPO法人カタリバの教育活動全般に、使用させていただきます。
プログラム活動費の内訳
■ 66.9% 貧困や不登校、災害など困難さを抱える10代へ
■ 17.6% 自己肯定感が低く、意欲を持てない10代へ
■ 5.4% 多様な出会いや機会が少ない、地方に住む10代へ
生徒へのアンケート
保護者へのアンケート
子ども達が大人へと成長する、大切な時期。一日一日の学びが、将来にとって貴重です。
あなたの想いを今すぐ行動へと、一歩を踏み出してくださるのを、心からお待ちしております。
P.S.
このページをご覧になって、私たちの活動にご共感いただきつつも、迷っている方もいらっしゃると思います。そのような方は、まずは1000円からご寄付のお申し込みをいただけますでしょうか?
ご寄付をいただいた方には、活動報告書など郵送でお届けしますので、もし私たちの活動が支援に値しないようでしたら、その時点で翌月以降のご寄付はストップいただいて結構です。
これからも支援したいと思っていただけたら、ぜひそのまま翌月以降もご支援いただければ幸いです。
すべての子ども・若者が、希望をもって未来を思い描ける社会に向けて、あなたも一歩を踏み出してくださることを、心より楽しみにお待ち申し上げております。
※退会・休会はご自由にいただけます。メール・電話でご都合よいときにご連絡をください。退会のご連絡をいただかない限りは、毎月自動更新とさせていただいています。
ご寄付に関するよくいただくご質問はこちらにまとめています。お問い合わせ前にご確認ください。
Tel: 0120-130-227(平日9:30-16:00)