アダチベースはこんなひとにオススメ!

インターン

  • 大学ではできない経験を通じて、成長したい
  • 教員試験を目指しており、いろんな教育現場で経験を積みたい
  • ビジネススキルやコミュニケーション能力を伸ばしたい
  • 子どもの発達や成長に関心がある
  • 就活前にひとつのことに集中して取り組みたい
  • 福祉や心理の現場を経験したい

ボランティア

  • 福祉や心理に興味がある人
  • 教員になる前に経験を積みたい人
  • 失敗を自分の糧にして成長できる人
  • 子どもの成長を第一に考えながら、
    自分も成長したいと思える人
  • ボランティア

アダチベースの取り組む課題

平成28年の国民生活基礎調査(厚生労働省)によれば、日本の子どもの貧困率は13.9%に上ります。この数値は「子どもの7人に1人が貧困状態にある」ことを示しています。さらに、ひとり親世帯においては、子どもの2人に1人が貧困状態にあると言われています。足立区では、27年度を「子どもの貧困対策元年」と位置づけ、「予防する、連鎖を断つ」に主眼を置き、リスクの高い家庭への支援・子どもの健全な成育環境の担保を目的とした施策に力を入れています。


カタリバが足立区と出会ったのは2015年9月のこと。足立区役所を訪問し、「困難を抱えた子どもたちに対する居場所と学習支援事業」をご提案させていただいたのが始まりです。それから幾度も話し合いを重ね、足立区から委託を受ける形で、翌年8月より子どもたちの安全基地「アダチベース」をスタートさせました。放課後の時間に学習支援や体験プログラム、食事の提供等を通して子どもたちの居場所づくりを行っています。


また、アダチベースでは足立区から委託を受け、2018年9月から不登校支援を始めました。貧困等による家庭環境や、その他の理由によって学校に通えない子どもたちに対して、安心して過ごせる居場所を提供しています。子どもたちが学校復帰や進学するために必要な他者とのコミュニケーション能力の習得、規則正しい生活習慣や学習習慣の定着に取り組んでいます。

日本の子どもの貧困の状況〜7人に1人 日本の子どもの貧困の状況〜2人に1人

目指しているのは、子どもたちにとっての「もう一つの家」。
安心して利用できる居場所と勉強部屋と食事を用意することで、彼らの自立する力を育んでいます。

アダチベースのやっていること

「居て良いんだ」と実感できる居場所づくり

1「居て良いんだ」と実感できる居場所づくり

温もりあふれる心地好い空間と居場所の中での人とのつながりにより、「自分もここにいて良いんだ」「ここに居たい」を子どもたちに届け、自己肯定感を育んでいます。

「自分にもできるかもしれない」を実感し学ぶ意欲を高める

2「自分にもできるかもしれない」を実感し学ぶ意欲を高める

子どもの学習に伴走しながら、「分からない」「できない」を受け容れ、安心して学べる環境を創り、「分かった!」「できた!」 という小さな成功体験を積み重ねることで、「自分にもできるかもしれない」という一歩を踏み出せる力を生み出しています。

「こんな人になりたい」と思え信頼できる人との触れ合い

3「こんな人になりたい」と思え信頼できる人との触れ合い

地域内外のリソースを生かした様々な体験活動を通じて、チャレンジを促し、探究心を育てています。そして多様な大人との出会いによって、自分にも「できるかもしれない」「こうなりたい」という心の自立を目指しています。

「ほっとする」安心空間づくり

4「ほっとする」安心空間づくり

食事を通して、子どもたちに笑顔と安心と、チャレンジする気力を届けています。「鍋って本当にみんなで食べるものなんだ。ドラマとかで見たことあるけど」。アダチベースで食事をしたときに、ある子が言いました。健康的な食事を届けるだけでなく、「食材調達・調理」「準備」「一緒に食べる」「片付ける」など、食事を通じた体験は安心感をつくり、役割や出番により承認される機会となり自信へとつながります。

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「頼れる場所があるんだ」をオンラインからも届ける

5「頼れる場所があるんだ」をオンラインからも届ける

生徒へのPC無償貸出やオンライン上での居場所づくり・学習支援を実施しています。家ではひとりでいても、いつでもアダチベースとつながれる安心感と、やってみたいことがあればオンラインで挑戦できる環境を届けています。

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※各回定員になり次第締め切りますので、お早めにお申し込みください!

アダチベース インターン・ボランティアを募集しています

活動概要

インターン

アダチベースのインターンシップでは、子どもたちと関わるだけでなく、子どもたちにとってより良い環境を届けるための仕組みづくりを通して、学びと成長を得ることができるのが強みです。教育視点と福祉視点の間を行き来しながら、様々な困難を抱える子どもたち(主に中学生)に対して、 学習支援や体験プログラムの企画・運営など、日常的に関わる活動を担当していただきます。

期間 6ヶ月〜
活動
時間
14:30〜22:00(基本)

※施設運営時間の変更により、開始・終了時間が前後することがあります
※学校や仕事との調整は応相談
※月曜日は休館日のため活動なし
頻度 週2回または週3回

※活動頻度は相談の上決定します
支給金 時給制(1120円~/時)+交通費(上限月3万円)

活動頻度や業務内容に応じて支給します
応募
資格
大学生以上、社会人第二新卒まで
選考
方法
説明会参加後、書類選考、拠点責任者との面接を実施

※遠方在住の方は、オンラインでの面接も対応可能
※現在は面接もオンラインで実施しています
その他 ご自身のPCが必要です
1居場所づくり
スタッフとの対話を通した関わりを通じて心の安全基地としての居場所を提供しながら、段階的に子どもたちとかかわり合います。
2学習への伴走支援
「できる」「分かる」などの小さな成功体験を重ねながら、学習を継続していくことができるよう支援をします。具体的には、
● 学習習慣を形成するための「自習室運営」
● ICTツールを活用し、少人数で行う「学習クラスの運営」
● 学習意欲を高め、効率の良い学びを習得するなどを実施しています。
3体験プログラム
ものづくり・スポーツ・家庭菜園など、 地域の人たちや他団体などを巻き込みながら、子どもたちに多様な体験機会を届けるための体験を企画・実施します。

上記活動に加えて、ボランティア募集・マネジメントや、子どもの興味関心に合わせたサークル活動の運営など…適性に合わせながらプロジェクトをお任せします。
すでにあるものをこなすのではなく、走りながら考え自分でつくっていくことを楽しめる方をお待ちしています!

ボランティア

ボランティアの強みは、子どもとかかわることに全活動時間を注げること。
特に自習室の運営においては、ボランティアスタッフが中心となって子どもたちに自分で学べる力を身に着けるために伴走しています。

種類 ①放課後支援ボランティア
②不登校支援ボランティア
③花保中ボランティア
④放課後調理ボランティア
⑤月曜事業調理ボランティア
期間 4ヶ月~
活動
時間
①放課後支援ボランティアの場合
・16:00〜21:30(火曜~土曜)
・15:00〜20:30(日曜/長期休み)

②不登校支援ボランティアの場合
・10:00〜14:30(平日のみ)

③花保中ボランティアの場合
・12:30-18:00
※途中参加可能。14:00時から参加する方が多いです

④放課後調理ボランティアの場合
・15:00~18:00(火曜~日曜)

⑤月曜事業調理ボランティアの場合
・15:00~18:00(火曜~日曜)
頻度 ①放課後支援ボランティアの場合
・週2回~

②不登校支援ボランティアの場合
・週2回~

③花保中ボランティアの場合
・週1回

④放課後調理ボランティアの場合
・月2回~

⑤月曜事業調理ボランティアの場合
・月1回~
支給金 交通費のみ
応募
資格
特になし
社会人の方の活動実績もあります
※高校生は除く
選考
方法
説明会参加後、座談会(スタッフとの集団面談)を実施
その他 オンラインの活動もあるため、自宅にインターネット環境とPCが必要です
1学習への伴走(主に自学習スペース)
一人一人に合った勉強方法を提案しながら、「わかった」「できた」の積み重ねにより、学ぶ意欲を引き出します。学ぶ意欲と正しい学習方法により自ら学ぶことができるようスタッフが伴走します。子ども一人ひとりと一緒に考え、全力で学習をバックアップできる方をお待ちしています。たとえ教えられない教科があったとしても、他のスタッフと助け合えるような雰囲気があるので、ご心配なく!
2子どもとのかかわり合い
食卓を共に囲んだり、一緒に他愛ない話をしたり、ボードゲームやカードゲームをしたりすることで、子どもが安心できる環境をつくります。子どもとともにワークショップに参加することも!

子どもたちと長期にわたって関係性を築き、学習と日常に伴走したいと思える方をお待ちしています!

ボランティア

インターン・ボランティア参加者の声

高橋 はるかさん

インターン
高橋 はるかさん
明治大学経営学部

活動によって自分が変わったと思うことはありますか?
インターンは、それぞれ運営のプロジェクトを任されます。私はスタッフの採用・育成の業務を行い、説明会の運営やスタッフへの役割等級制度の導入など他のインターンでは経験できないような業務まで携わりました。
採用イベントの企画運営を一任された際は緊張しましたが、どんなイベントにしたいのか、自分のビジョンにとことん向き合う時間はとても楽しく、裁量が大きいからこそ自分の意見を形にできる点に大きなやりがいを感じました。
元々自信がなく失敗を極度に恐れる性格でしたが、挑戦を承認する空気やアドバイスをくれるスタッフのおかげで一歩踏み出す勇気を持てるようになりました。実現したいことに向かって自分の殻を破れるようになったことで、これからの社会人生活がとても楽しみになりました!
片山 侑香里さん

インターン
片山 侑香里さん
早稲田大学商学部卒

活動の中で大変だったことはありますか?
アダチベースの活動が就職活動と重なった時は、正直とても大変でした。
そんな状況の中でも、スタッフが親身になって相談に乗ってくれたりと丁寧にサポートしてもらえたので、どちらの活動もやり切ることができました。
どんなことを意識して活動しましたか?
とにかく、まずはチャレンジすることを意識して活動していました。
もともと私はそんなタイプではなかったのですが、アダチベースは、自分で考えて挑戦することを認めてくれる環境であること、励まし合いながら切磋琢磨できる仲間がいたことで、失敗を恐れずに挑戦できたのだと思います。
拠点の立ち上げに関わった際には、物品を揃えるところから新規生徒の受け入れといった他のインターン活動だったら任せてくれないであろう業務まで、裁量をもって経験できました。
社会人になってからも、「片山さん、チャレンジする姿勢がいいね!」と褒めていただくことが多く、今では失敗を恐れずにチャレンジできることが私の長所になっています!
小林 夏希さん

ボランティア
小林 夏希さん
文教大学文学部卒
(現在は公立中学校教員)

アダチベースでの経験が教員生活でどのように役に立っていますか?
特に、「ナナメの関係」という考え方が役に立っています。
カタリバでは、親や先生(縦)でも同級生(横)でもないナナメの関係から、本音で対話をすることを大事にしています。
教員となった今でも生徒が問題行動を起こした際には、ただ 「やめなさい」というのではなく、生徒との本音ベースでの対話を大切にすることで生徒一人ひとりに寄り添うことができています。
アダチベースならではのやりがいは?
様々な背景をもつ子どもたちの小さな成長を実感できることです。
昨日までできなかった計算問題が解けるようになったり、生徒から今日学校であった出来事をにこにこした表情で話してくれるようになったり。
日々、現場でそのような生徒の成長を実感できるのはアダチベースならではだと思います。
同時に「生徒のより良い変化を少しでも生み出すサポートがしたい!」と、自分の関わりを振り返るようになるなど、生徒とともに自分も成長できる環境でした。

活動には、特別な経験やスキルは必要ありません

中学生と関わったり、学習支援をした経験がないのですが大丈夫ですか?
経験がなくても、これから子どもとともに学んでいきたいという気持ちで接してもらえれば大丈夫です!事前研修や期間中の研修など、支援のスキルアップの機会を多く設けています。
学校やアルバイトと両立できるか不安です…
過去のボランティアやインターンも、多くの人がアルバイトや卒論、就活、教育実習などと両立して活動していました。「大変なこともあったけど、多くのことを学べた」「やってよかった」との声をいただいています。ぜひ説明会でご相談ください!
期間や頻度が厳しいのですが、短期・単発のボランティアは募集していませんか?
子どもと信頼関係を築くために、基本的には、ある程度の期間や頻度でかかわっていただくことをお願いしています。長期間でかかわる事で、子どもの変化やご自身の成長を感じられることが、この活動の醍醐味です。もちろんある程度は柔軟に対応させていただきますので、詳しくは説明会でご相談くださいませ!
参加風景参加風景
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まずは気軽に説明会に参加してください!

説明会について

インターン・ボランティア合同の活動説明会を毎月定期的に実施しています

※新型コロナウイルス感染予防のため、全てオンラインでの開催となります

対象 インターン・ボランティアにご興味のある方

※説明会参加後にエントリーを判断してもOK
※高校生は対象外です。ご注意ください。
内容 アダチベースの事業内容・設立背景、インターン・ボランティア活動の詳細についてお話しします。
実際に活動中の現役インターン生とやりとりする時間も設けています。
定員 各回4名

説明会の参加を考えている皆様へ

説明会の様子

説明会の様子

「貧困とは、自分の可能性を諦めてしまっている状態だと気づきました。」ふと活動しているインターン生がつぶやきました。「おれ勉強なんかできねーし。」「わたしなんにもできないから。」「人とうまく話せない。」こう述べる子どもは少なくありません。

私たちにできることは、安心安全な自分らしくいられる居場所を提供するとともに、子どもの可能性を諦めていないと、様々な形で伝え続けることかもしれません。

子どもが1日で大きく変化することはありません。それでも、小さく見えるその一歩が、生徒にとっては大きな一歩となります。

また、思いを持って活動していても、時には辛い言葉を子どもからかけられることもあります。そんな時でも、一喜一憂せずに目標に向かい進んでいけるのは、同じ志を持った仲間がいるからです。子どもと仲間と共に悩み、共に喜び、共に成長しませんか?

このページを見て少しでも興味を持った方は、お気軽に説明会にご参加ください!

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説明会申し込みフォーム

新型コロナウイルス感染予防のため、全ての説明会を「オンライン」で実施しています。ご理解とご協力をお願いいたします。

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詳細についてメールをお送りいたします。必ず受信できるアドレスをご登録ください。

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どちらにするか迷っている方は、どちらかを選択した上で、「メッセージ・ご質問」箇所にその旨お書きください。

説明会参加希望日

説明会はボランティア希望者とインターン希望者の合同で実施します。

【「上記以外の日程を希望する」を選択した場合】
※説明会の日程調整はお時間をいただきます。
申込日から1週間後以降の希望日時を以下の記入欄にできるだけ複数記入してください。
※日程によっては調整ができない場合があります。予めご了承ください。

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